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in my room

静かなパラダイス

エキストラ出演…

2010年08月28日 | Weblog
今日は午後から映画『幸福な結末』の
撮影隊が大挙押し寄せて、さっき嵐のように去って行きました。
うちの事務所が荷物置場にメイク室、休憩所に早変わり。


監督の指示を受ける16歳のヒロイン。

ついでにエキストラ出演までやってしもた!
久しぶりにネクタイしました。(汗)
ワタシの役はというと豊田新聞(架空)の記者。(フフッ)
セリフは「ワーッ!」「どないなっとんねん!」「ガヤガヤーッ!」…
そんな感じです~恥ずかし!(大勢いる記者の中の一人)


美大生の小道具さんが作った「豊田新聞」の腕章。
これを付けて…出番です。

暑い中、みんなよう頑張るわ。
しかし、撮影現場の雰囲気、臨場感はとてもいいものですね。
土曜日なのでビルは人の出入りが少なくてよかったね。
撮影は8割方終了とのこと。
さてさて、どんな映画になりますやら?
わりとライトな感じみたい?…楽しみやね。


ビルのエントランスを入った場所での撮影。


夏の終わりに…

2010年08月27日 | Weblog

今日はいくぶん涼しくて過ごしやすいですね。
8月も終盤、そして週末です。

夏の終わりには…ウエスト・コーストの風。
ロギンズ&メッシーナなんてどう?
名手ジム・メッシーナ(ギターはフェンダー・テレキャスター)と
優しさ溢れるケニー・ロギンズのヴォーカル…
2人組ですがバックを含めたバンドとしての一体感を感じる好アルバム。
曲によって様々なアプローチをしているところに
メッシーナのプロデュースのセンス、実力が伺えます。
ケニー・ロギンズは80年代にソロで大ブレイク。
映画「フットルース」知ってますか?



このアルバムの発表は1972年。
世はブリティッシュ・ロック全盛の時代。
しかし、こういうルーツを感じるアメリカン・ロックは
派手さはないけど、ジワリといいんだよね。



次は日本のもの。
ジャンルは上とは全く異なります。
ワールズ・エンド・ガールフレンド(WEG)の
「ハートブレイク・ワンダーランド」(2007年)。
今年の夏はよくこれをかけていました。
クラシック?をベースにしたインストロメンタル(歌なし)。
ジャズにハード・ロックにプログレ、クラブ・ミュージックなどなど
いろいろな要素が詰まっていて実験音楽的でもある。
物語性があり、激しくも叙情的なメロディ…
なんと形容すればいいのか?ようわからん!
とにかく独自性に満ちていますね。
驚きのクォリティ…素晴らしいアルバム…傑作です!

WEGは是枝裕和監督の「空気人形」のサントラで
初めて知りましたが、
知っている人はとっくに知っていて、
ある人に話すと
「今頃何言うてまんねん?前田さん頑張ってはるんやなぁ」
という事らしい…知らないのは僕だけ?かなり鈍い。
来月に新しいアルバムが出るそうで、
紹介のコピーが、
ポップミュージックの「破壊」と「構築」!
「愛」と「間違い」に満ち満ちた異形のポップ・アルバム!
まさにその通り…上手いコピーですな!(感心)


四季…

2010年08月23日 | Weblog
アントニオ・ヴィヴァルディ。
四季の移り変わりをこれほど巧みに表現するとは…ビックリ!
これをかけると部屋の中、そして気分が涼しくなります。
僕は「夏」が一番好きかな。
理由は…“激しさ”ですね。

僕はクラシック音楽は
映画で使われているもの以外はほとんど知らない。
とはいえ洋の東西、時代を問わず
映画とクラシック音楽は切り離せないので、
その都度調べたりはしています。


指揮・バイオリン/ピンカス・ズーカーマン。

クラシック・オタ&ピアノ講師の嫁からの受け売りですが、
当時=18世紀・後期バロック時代のベネチア(ヴェニス)は
絢爛豪華な“超大都会”だったそうで、
ベネチア出身のヴィヴァルディの音楽は
“洗練度”がケタ違いなんだそうです。
なるほど。納得。





先日、テレビで映画「劔岳 点の記」を観ていたら、
ここでも「四季」が効果的に使われていました。
あとはバッハにヘンデルでしたか?
なかなかの力作でした。香川さん出過ぎです。


しかし、暑い…

2010年08月22日 | Weblog
8月もお盆、そして20日を過ぎれば夏も終盤。
夜になると虫の音が…
都会ではそれほど聞こえないですけどね。

東海地方はホンマ暑いです。
大阪も暑いですけど、スーッと風が吹いてきたり…
しかし、このあたりは風がない。
外に出るとモワーッとした熱気が立ちこめて…
「何でこんな暑いねん?」
コンビニに入って涼んだりしています。

少し遠くのビデオ屋が現在旧作一本80円!
邦画ばかりですがいろいろと…
好みは別として、見るべき映画はありますね。
見るべき監督というのかな、邦画いいですね。
期待値以下もけっこうありますけど…

この店はいつも行く大型店に比べると規模が小さいですが、
作品が見つけやすいし、ちょい前のマイナー作品でも
僕が観たいものがかなりの確率で置いてある。
貸出中というケースも多いですが…
ビデオ屋も一種のセレクト・ショップですからね。
ないものはネットで観る…こちらはタダで…

クソ暑いのに何かしら慌ただしい毎日ですけが、
頭の中を整理しつつ、しっかりやって行きまっさ!


お盆でやす…

2010年08月14日 | Weblog
街は静寂…交通量も少なく…
いいですね、お盆。
自営業者には関係ないですが、
非日常的な風景は新鮮、歓迎です。
疲れた時には一息入れながら、ボチボチと…



『熱海の捜査官』
緋田さん!最高っすね!
緋田(康人)さんが出てくると
俄然盛り上がるよなぁ。キターッ!
えっ?そうでもない?!僕だけ?(笑)
いずれにせよ元気が出るので、
僕はこの人の大ファンなのです!


『ダメジン』もいいぞ!

お盆ですが、街中はけっこうな賑わい。
映画に行ったり、買物したり…
ごく普通だけど楽しいですね。

昨日は、またまた不思議な経緯で
再び『告白』を観ました。
僕が映画好きなのを知ってか、
ちょくちょく声をかけていただいてます~おおきに。



映画館で2回目。こんな事はめったにない!
物語を知っているので、今回はディテールを…
よくできてますね。子役もみな上手い。
青?灰?のフィルターにスローモーション、
道路反射鏡の映り込み…etc.
映像が素晴らしい!
原作にはない(?)ラストの解釈が、
最初観た時とは異なりました。
中島監督…観客にゆだねる~巧みに仕掛けてますね。

原作は読んでませんが、
290万部超の大ベストセラーとか?
この内容・展開を書ける作家は“スゴい”の一語ですね。


気狂いピエロ…

2010年08月07日 | Weblog

パリから南仏へ フェルディナンとマリアンヌの逃避行の物語
ジャン・リュック・ゴダール 監督
1965年作品
原題は「Pierrot Le Fou」





真夏の映画です。
そして…“若い”映画ですね。
当時、監督35才、ジャン・ポール・ベルモンド32才
監督と離別したばかりのアンナ・カリーナ25才…
何なんだろう?この光り輝くような瑞々しさは?
映画は奇跡を起こせるのかな?





僕は映画の中に挿入される
大胆なグラフィック(=視覚的)イメージが好きで、
ちょくちょく引っ張り出しては観ている。
ラウル・クタールのカメラワーク、そして色彩…素晴らしい!(溜息)


冒頭のパーティのシーン。
アメリカの映画監督サミュエル・フラーに「映画とは何か?」と尋ねる。


寸劇で小銭を稼ぐ印象的なシーン。

おびただしい詩、文学からの引用、コラージュ。
多用される絵画、漫画、店の看板などの視覚イメージ、
日記に記される文字また文字、そして文字…
ゴダールの映画は“観る”というより“体験する”ものではないだろうか?







みつかった
何が?
永遠が
海に融けこむ太陽が


熱海の捜査官…

2010年08月02日 | Weblog


テレビ朝日 金曜ヨル11:15~0:15

3年ぶり。首を長くして待ってましたぜぃ!
ゆる~い三木組の面々、お変わりないようで…安心しました!(笑)

「時効警察」「帰ってきた時効警察」ときてこれが第3弾。
法改正で殺人事件の“時効”が撤廃されたのを受けて、
タイトルを「熱海~」に変えたのかな?
僕はこのシリーズが大好きで、
というか三木聡監督のファンなので、か・な・り・嬉しいです!

平日はとてもテレビを観る余裕がないので、
録画しておいて週末にビールなぞ飲みながらまったりと…
この時間はなんとも豊かで最高!



出演者はいつもの三木組の面々でユルユルの松尾スズキが出てきたり、
ハチャメチャぶりは相変わらずですが、
「時効~」シリーズの麻生久美子から栗山千明にチェンジ!
「なぜ?」麻生さんハマってたんですが…
栗山千明はちょっと違うやろ?…そのうち馴染んでくるのかな?

“三木映画”のキャラが突然出てきたり(キュッパチャップス婆さん)、
どこかで見たような小道具が掛けてあったり(ファラオ!)…
三木さんブチかましてます!(笑)ロケ地もいい感じですね。

「時効~」シリーズは1話完結でしたが、今回は“次回に続く”でした?!
さて、どういう展開になりますやら…ゆるり楽しみです!