in my room

静かなパラダイス

パンク世代…

2008年10月14日 | Weblog
僕はモロにパンク世代なんですが、
パンク…『まったく知りません!』
当時は僕の友達なんかも「これしかないだろ!」
というくらいにハマっていたし、
「知らん!」などと言ったら
「お前アホか!」というシラーッとした雰囲気に…
モノ凄い勢いでしたね、当時は。


パティ・スミス。女性ですよ!
中性的で独特かつ不思議な魅力~熱狂的なファンがいたねぇ。

僕はその頃は黒人音楽=ソウル・ミュージックに首ったけで
「パンク?」あんな下手なガキの音楽なんか聴けるか?
と思っていた。今でもそうですけど…
それから、パンクというのは
イギリスの根深い「階級社会」が生んだ現象だったので、
ニューヨークや日本などでは
上っ面=ファッションだけ模倣して騒いでいるだけ~
「根っこ」の部分がどうも見えてこなかった。
ムーブメントとしては興味を覚えましたが、
やっぱりね、チープで小汚い雰囲気がどーもイカン!
ソウル・ミュージックは歌も演奏も踊りもメチャメチャ上手いし、
ビシッとスーツ、何といっても“洗練度”が違いますからね~大人です!
そういう事を言うと
「お前アホか!」となるんです~しんどい時代でしたわ。



ニューヨーク・パンクの女王「パティ・スミス」。
音楽はほとんど知りません。
その名前はロバート・メイプルソープ(写真家)の
パートナーとして認知していました。



リゾーリから写真集が出たので買いました。
写真集として素晴らしい。
写真良し、レイアウト良し、紙質良し。本の厚さ良し。
彼女の伝記映画の写真版でしょうか?
時代としても「ググッ」とくる写真が数多くあります。
何といってもリアルタイムの大きな流れでしたからね、
ゆっくり眺めることにします。
優れた写真集ですわ。