in my room

静かなパラダイス

猫に小判…

2010年11月28日 | Weblog
やっぱり…“猫に小判”だったようで…
一昨日のクラシック・コンサートの話ですけど。

僕は“もっと激しくやってほしい”と思った。
しかし、嫁いわく
「彼らは古楽器を使って
バロック時代の音を今に蘇らせている。
ヴァイオリンにしても
当時使われていた“ガット弦”を張って、
(現在は鉄弦だそうです)
チューニングも半音程度下げている。
だからね、激しくなるわけがないんです」

どうやら今の音楽とは別物のようですね。
激しいのが好みなら、
“他所でどうぞ”ということなんでしょう。

「でもね、(今の音楽に比べて)物足りないと
感じたということは差がわかるということ。
けっこう耳がいいんじゃない?」

さてと、ブルース行っときますか!


ジュリアーノ・カルミニョーラ…

2010年11月27日 | Weblog
たまにはクラシックのコンサートなど…
昨夜「しらかわホール」に出かけました。



僕は普段はクラシックのコンサートには行きません。
何故か?
元が取れないから…なんです。
“よくわからない→猫に小判→お金がもったいない”
という図式。
嫁はよく出かけてますけどね。





昨日は演目が「ヴィヴァルディの四季」なので出かけた
という次第…弦楽ですね。
「夏」とりわけ「第3楽章」が好きなんです。

ヴェニス近郊出身のカルミニョーラ。
そしてヴェニス・バロック・オーケストラ。
ヴィヴァルディはヴェニス出身ですから
定番の演目ですね。

心地良い演奏でした。
流れている時間が豊かでとてもリラックスできる。
古楽器のオーケストラなので
チェンバロやリュートなど
見慣れない楽器の音色を楽しんだり…
そして名手カルミニョーラの超絶技巧。
素晴らしい!
しかし…
もっと激しくやってほしかったなぁ。
低音のチェロとヴァイオリンのバトルとか、ね。
さっぱりと上品で端正→どうもハートに響かない。
それはそれでいいし、
そういうオーケストラなんだろうけど…

ヴィヴァルディの音楽は間違いなく“ロック”だったと思います。
当時、ここまでの音楽をやっている人は誰一人としていない。
なにより研ぎ澄まされた洗練度…スゴすぎ!(感心)







カルミニョーラの使用しているヴァイオリンが
1732年作のストラディヴァリ「バイヨー」。
国宝級。値段が付けられない。
イタリアの財団からの永久貸与だそうで…
音は?…ようわからん!
もっと枯れた音色かと思いましたけど、そうでもない?!

街はすっかりクリスマス・モード。
しかし…名古屋の夜は暗い。
街灯をもっと明るくすればいいのにね。


名古屋シティマラソン…

2010年11月23日 | Weblog
勤労感謝の日。
昨日とはうってかわって爽やかな快晴です。



さっきまで事務所の外が何やらガヤガヤ騒々しい。
名古屋シティマラソン…皆さん走ってました。



今日で26回目。
◯ハーフマラソン一般
◯10km
◯4km
3コースがあるそうで、
16,800余人がエントリーとか。(ようやるわ)



で、至る所で通行止め。
しゃあないですね。

事務所の窓からデジカメで応援しておりました。
走るスピードはたいしたもんです。


ジョニ&ジェイムズ…

2010年11月19日 | Weblog

さて、気を取り直して…
Life goes on…
凡は凡なりに人生は続く。
明るく平和に愉快に暮らす。
それしかありません。



ジョニ・ミッチェル&ジェイムズ・テイラー。
「ザ・サークル・ゲーム」
1970年10月28日、
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライブ。

癒されますね。
二人の穏やかで優しい歌声は
日が落ちるのが早くなった秋深い今の時期にピッタリ。
アメリカではなくて
ロイヤル・アルバート・ホールというのが
またよろしい。

この頃、二人はカップルだったそうで、
温かくて親密な雰囲気が伝わってくる。(ええのぉ)
しかし、恋多きジョニ・ミッチェル。
デヴィッド・クロスビーはどないしたん?


デヴィッド・クロスビーは元カレ。(1968年)

ギターがとてもいい音。
ジェイムズ・テイラーが
お馴染みピックガードのないギブソンJ-50。
ジョニ・ミッチェルが
マーチンD-28。(だと思います)

素敵なライブ・アルバムです。


訃報…

2010年11月18日 | Weblog
今朝の日経で知り、驚きました。
東京時代にずいぶんお世話になったもので…
まだまだこれからが活躍時という若さなのに…

編集者から
やがて自ら書くようになり、
昨今はノンフィクション作家としてご活躍中でした。

しっかりと自分の方向性を持った人、という印象。
温厚で何事もよくできる
頼りがいのある素晴らしい人でした。

そういう人ほど早く召されるのかな…?
いろいろと考えてしまいます。


一期一会…

2010年11月15日 | Weblog

すっかり木枯らしの季節になりました。
「淋しいのぉ」「悲しいのぉ」「悔しいのぉ」…
何が悔しいねん?!
淋しいのは懐具合~いつもです!
さぁ年末「そして、神戸」に「東京砂漠」「星降る街角」…etc.
歌うでぇ!タンバリンある?



さて、本日は「一期一会」(いちごいちえ)のお話。
ギターの話です。
楽器好きはたいていこういう経験をしているはず。

ずいぶん前(名古屋に来たての頃)ですが、
質屋を大きくしたような「コメ◯」というところで
アメリカのSというメーカーのアコギが壁に掛けてあって、
「カリンッ!」と鈴鳴りのメチャメチャいい音でルックス&状態抜群。
ネックの太さやラウンド具合が僕の手にピッタリ。
そして軽い。(軽い=よく鳴るというのが定説)
そして「えっ?」という信じられない安値。(何かの間違い?)
涙目で「ワタシを連れて帰って!」とギターが言っている(ように見える)。

なんとなく寄っただけだったし、
ちょっとコーヒーでも飲みながら
頭を冷やして考えよう…あたりブラブラ…CD見に行ったり…
“やっぱり欲しい!”
弾きたい曲やらギターのある部屋の情景が
勝手に頭の中を駆け巡り…
意を決してスタスタ戻ってくると「売却済」の札。
「えーーーっ?」
「いつの間にーーーっ?」
「ちょっとの間だけやんか?!」
後悔先に立たず…手付けでも打っとけば…
独り言ブツブツ…夢にまで出てきて…たらればの嵐…

某ミュージシャンなどは、頭の中で買う事を決めていて、
お店の人と世間話をしている目の前で売れて行ったらしい。(焦)
「ちょっと待って!」中古ギター市場、回転早いです。

手に入らなかったギターの幻影を追って、
その後、何本ものギターを買ったりする人もいる。
僕の場合はあっさり諦めますけど、ね。
カナダのLも良かったなぁ。

ギターは一期一会。
「迷ったら跳べ!(無理してでも買え)」これが教訓。
「(無理をして)死んだ奴はおらん」というのがギター好きの見解です。
何事もほどほど…がよろしいようで。


レディース&ジェントルメン…

2010年11月10日 | Weblog



「もっと早よ出さんかい!」
1972年のローリング・ストーンズのライブ映像。
2枚組の傑作「メインストリートのならず者」が出た直後の
アメリカン・ツアーですね。
特典のスタジオ・リハーサル映像やインタビューも◎!

やっぱりこの時代のストーンズはええ、最高や!
サポート・メンバーを含め、
バンドに脂が乗っていて凄みがある。
イギリスの白人ロック・バンドなんだけど
この時期は何かが乗り移ったような、
バンド全体にダークで黒いフィルターがかかったような、
どことなく神懸かり的な光を放っている。
グルーヴ感というのかな?
黒人ブルースを彼らなりに消化した…そんな時期ですかね?
少し後(76年)の「ブラック&ブルー」( ギターがロン・ウッドに交替)の頃も
レゲェなんかが入ってきていい音を出している。
ストーンズはこのあたりまでがピークだと思います。


ミック・テイラーといえば
サンバーストのレス・ポール。

ギターが若きミック・テイラー。
派手な先輩達に遠慮しつつも
地味に真面目に自分のパートを弾いていますが、
このブルース・ギタリストは上手い!
5年程ストーンズに在籍して、
「一生分稼いだので、辞めますわ」と
好きなブルースをやるために脱退。
たまに来日して小さな場所でブルースやってます。
かなり太りましたね。


ビル・ワイマン。
カッコいいアンペグのクリスタル(透明)ベース。
同タイプのギターもある。
ピックアップがカートリッジ式で簡単に交換できるという
画期的な楽器だが、いささか重い。

ベースがビル・ワイマン。
ベースもアンプも「アンペグ」ですね。
この人は動かない。(笑)
「仕事だからしゃあない」という風情で
シラーッ(?)とイヤイヤ(?)やってます。
しかし、それが彼のスタイル=個性ですね。
1990年の初来日時に父親が他界。
「やってられん」と脱退。
現在は何軒ものレストランを持つ実業家だそうで…

ストーンズは1973年に日本ツアーが実現しかけて、
チケットまで発売されましたが、
メンバーの薬物所持で中止。
払い戻しをせず、
その時のチケットを大切に持っている人がいる。
メンバーの雰囲気や曲のラインナップも
きっとこんな感じだったんだろうなぁ…

久しぶりに長谷川和彦の映画「太陽を盗んだ男」(1979年)
を観たくなりましたぜ!


空も飛べるはず…

2010年11月04日 | Weblog
http://www.youtube.com/watch?v=Rqm4qZlEoyk&feature=related

マージー・ビートですね。いい曲ですね。

スピッツ…NHK「SONGS」でやってましたね。
不動のメンバーで、結成24周年…なかなかできんよ。

10代で地方から上京して、
音楽を通じて知り合った同い年のメンバーが
切磋琢磨しながら、試行錯誤を繰り返しながら
メジャーへと駆け上がって行く…
そういう話って、なんかいいよね。

番組でも触れていましたが、
当初はビートパンクをやっていて鳴かず飛ばず。
好きなバンドを続けるには、
「売れるしかない」と腹をくくったようですね。


笹路正徳をプロデューサーに迎え
転機となった4枚目のアルバム「クリスピィ」


5枚目「空の飛び方」

♪君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
 きっと今は 自由に 空も飛べるはず
 夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
 ずっとそばで 笑って いてほしい

こんな詞…ちょっと書けんよ。


文化の日…

2010年11月03日 | Weblog
最高のお天気ですね!

「燃えよドラゴンズ」が鳴り響いている名古屋の街でございます。
「やかまっしゃぁーーっ!」
先日、電池を買いに行ったら、
えらい目にあいましたわ。(某大型電気店)
いつのまにか新しい応援歌?も加わったようで、店内は青一色。
すぐ出てきましたけどね。(汗)
電池を買うのも一苦労。
で、今季はグランパスも強い…セレッソ頑張れ!

こないだ道を歩いていたら、
向こうから小学校低学年くらいの男の子が
自転車に乗ってこちらに向かって来た。
なんと…黒と黄のあの帽子、阪神の帽子かぶってましたぜ!
友達おらんやろね?一人だったし…
いじめられてるかもしれんなぁ。
ワタシは彼を全面的に支持します、一人でガンバレ!

というわけで「文化の日」&「大安吉日」。
うちは何もありゃ~せん!(名古屋弁)