たまにはクラシックのコンサートなど…
昨夜「しらかわホール」に出かけました。
僕は普段はクラシックのコンサートには行きません。
何故か?
元が取れないから…なんです。
“よくわからない→猫に小判→お金がもったいない”
という図式。
嫁はよく出かけてますけどね。
昨日は演目が「ヴィヴァルディの四季」なので出かけた
という次第…弦楽ですね。
「夏」とりわけ「第3楽章」が好きなんです。
ヴェニス近郊出身のカルミニョーラ。
そしてヴェニス・バロック・オーケストラ。
ヴィヴァルディはヴェニス出身ですから
定番の演目ですね。
心地良い演奏でした。
流れている時間が豊かでとてもリラックスできる。
古楽器のオーケストラなので
チェンバロやリュートなど
見慣れない楽器の音色を楽しんだり…
そして名手カルミニョーラの超絶技巧。
素晴らしい!
しかし…
もっと激しくやってほしかったなぁ。
低音のチェロとヴァイオリンのバトルとか、ね。
さっぱりと上品で端正→どうもハートに響かない。
それはそれでいいし、
そういうオーケストラなんだろうけど…
ヴィヴァルディの音楽は間違いなく“ロック”だったと思います。
当時、ここまでの音楽をやっている人は誰一人としていない。
なにより研ぎ澄まされた洗練度…スゴすぎ!(感心)
カルミニョーラの使用しているヴァイオリンが
1732年作のストラディヴァリ「バイヨー」。
国宝級。値段が付けられない。
イタリアの財団からの永久貸与だそうで…
音は?…ようわからん!
もっと枯れた音色かと思いましたけど、そうでもない?!
街はすっかりクリスマス・モード。
しかし…名古屋の夜は暗い。
街灯をもっと明るくすればいいのにね。