映画 ”plan 75” ズシンと響きました。

  "plan 75”　久しぶりの映画は、シネスイッチ　銀座です。

　　

　内容は超高齢化社会の日本、７５歳以上の高齢者が　自ら死を選ぶ　plan75の制度　が、国で施行されている中での、高齢者日常生活の描写。

　主役の倍賞千恵子は1941年生まれの81歳。ノーメイクの出演に彼女のこの映画に対する意気込みが感じられました。予算を圧迫する高齢者の存在は　事実　深刻です。

　この映画の啓蒙によって、国の近未来の在り方が示唆されているのかしら・・・？

　淡々と描写されてはいるけど、高齢者やその周辺の人々の感情の揺れが、私に響きます。他人事ではありません。私自身、いかに老いに向かい合うべきか？　課題です。

　８：00pm コロナワクチン４回目接種、娘に説得されてを受けました。

喧しく言う娘の存在は、感謝かもしれない・・・これも映画の影響？

好きなお酒に、助けられました！

　”統一教会”が、マスコミを賑わせています。

　60年前の私の体験談です。

　私は、高卒後4年間就職して、東京の大学に入りました。大学のキャンパスで学友に誘われて、”統一教会・原理研究会”に関わることになりました。1965年の事でした。

　渋谷の松濤、安倍総理の祖父・岸　信介自宅の隣の一等地にあった統一教会・原理研究会は、大学生対象の居場所でした。

　当時は、早朝から夜遅くまで廃品回収と朝鮮人参を売って、共同生活をしていました。　世間を騒がせた、霊感商法の壺や、合同結婚式は、その後の事でした。

　学生たちの表情は一様に　純粋な喜びに溢れていました。現実の価値観とは違った生きがいが感じられ、好奇心旺盛な私は興味をそそられ、一般修練に引き続き、特別修練、其々10日か2週間？に参加しました。

　3～4時間ぐらいの短い睡眠、パンの耳とみそ汁と云った極端な粗食。大学生相手の宗教哲学の詰め込み。合間の美しい賛美歌・・・。

　特別修練の後半になると、意味不明の喃語をしゃべりだす人や、突然卒倒する人が何人か出てきました。引きつけを起こす人もいました。

　

　高校→大学生は、人生経験も少なくひた向きです。

4年間の社会人経験のある私が、異色でした。社会生活の中で、お酒を嗜む喜びも知っています。「大好きなお酒は呑めない！恋人は出来ない！・・・

　この人生を選択して良いのだろうか？　すでに洗脳されかかっている私、迷いに迷って、遂に深夜2時　荷物を置きっ放しで、会場から遁走しました。　　　　　　　

　特別修練の会場は夏休み中の国士舘大学。大学の周辺は田んぼや畑。真っ暗の中を最寄り駅まで走り、始発を待った経験は、今も忘れられません。

　極端に少ない睡眠と粗食、同じことをインプットし続けると、洗脳されることを身をもって学ばされた私は、”オウム真理教”の事件の信者の行動は、よく理解できました。

　後になって、統一教会は、”勝共連合”　”スパイ防止法”の同じ立場で、当時の与党・自民党と密接な関係があると知りました。文鮮明の名前も修練中は明かされませんでした。

「イエスキリストは、西に存在した。再来主は東から現れる」とだけ聞かされていました。

いい湯でした。

　金曜日、膝の治療を終えて、11:03発”ヒカリ”で新神戸へ向かう。高速バスで、有馬温泉。二泊。

太閤橋でホテルからの送迎バスを待つ

　２日目は、ロープウエイで有馬・六甲山。空気が澄んで、草花の色合いが、鮮やかに瑞々しい。自然が大好きな森家はご満悦。反して、ライリはプールに入りたくて、「ホテルに戻る！」の連発。ご機嫌、ななめ。

　食事前にライリと森家はプールでひと運動。2時間プ－ルを楽しむ。

　三日目は芦屋。今回の旅の目的。理代子さんと元宝ジェンヌ古城都氏のジョイントコンサ－トは、午後1時開演。有馬温泉から再び高速バスで30分。

　私は、芦屋は初めての街。落ち着いた雰囲気。

阪神大震災で生命を落とした義姉が住んでいた場所とは、信じがたい。しばし、生前の義姉のあれこれが想い出される。

　たっぷり2時間余り、宝塚の舞台・踊りと歌を楽しむ。

　終わって、理代子さんへ挨拶もしないで、新大阪駅へ走る。4：18pm発。

夫々四人にとって、充実の3日間。ライリ、車中ご満悦。

　月曜日は、8：00am 堀越医院。

「安静にしていました。」

堀越先生に、バレませんでした。

行ってきます。

　今朝8：00am、堀越院で、施療を受けて　東京駅に向かいます。堀越先生には内密の行動です。

　治療中にさりげなく「温泉はどうでしょう？」「治ったら いいですよ。治療中は 安静第一！」

　月曜日の治療で、𠮟られないように　行動は控えめを心がけよう。

これから有馬温泉→芦屋・理代子さん出演のコンサ－ト参加。

コサ－トが主目的です。有馬温泉はおまけとは言え・・・、

　

　せっかくすの温泉、足湯だけでは・・・。温泉は一晩、三回をモット－にしていますが、一回で我慢せざるを得ない。

　次女と孫の寛ぎ時間です。長女一家はお留守番。

週4回の治療

　「自分の身体とどっちが大事なんですか！！(怒）」

7年ぶりに、堀越整復院に左膝の治療をして貰っています。土曜日の夜から　睡眠がとれないほどの痛みに苦しめられる。炎天下20分ほどの歩行が原因・・・？

　20年前、富士山の下山で膝を痛めて、年を取って不具合が出てきて、7年前の堀越で治療を受け、以来 今まで何とか生活をしてきました。

　堀越院は慶応大学に隣接する　戦前からある整復院です。

「日曜日、芦屋ですので、月曜日は治療を休ませてください」の私へ対するのが　先生の冒頭の言葉。

　「横になって足を休めてください。入院しているつもりで、食事以外は動かないように！」厳しい先生ですが、抜群の効果がある、堀越院独特の治療なのです。今回も一回の施療で痛みが取れ、ゆっくりですが歩けます。何人もの友人を紹介して感謝されています。

　禁酒も言われていますが、私には守れません。2回目の施療で、腫れが出ていると見破られ叱られましたが、今日は歌舞伎を楽しんできました。明日は叱責覚悟の上です。

　海老蔵親子の共演です。華やかでした。

芦屋は月曜日に治療に間に合うように、日曜日に帰京するつもり。叱られながら30回は通う覚悟です。