イタリアを歌う

 　代々木上原・東口は、初めて足を踏み入れた勾配のある街。駅から3分、コンサトホ－ル　”ムジカ－サ”。緊急事態宣言下、”東京シテイオペラ協会特別公演”に出向く。

　音響の良いこじんまりした会場。声楽を習っている杉原先生の歌が聴ける。指導は受けても、先生の歌を通して耳にするチャンスは　先生のリサイタルかコンサトでしか聴く機会は無い。

　6名の出演者は、いずれ劣らぬ実力者揃い。緊迫した一時間余り。ズッシリと歌の世界に引き込まる。歌のすごさを実感させられる。

あっという間の時間でした。

　来てよかった！小雨の中、満足して家路を辿りました。

エネルギ－一杯

  昭和30年代に建てられた　神谷町の木造モルタルの建物。港区の耐震工事はしていますが、かなり老朽化しています。

最近、友達との交流が盛んになってきた7歳の孫。お気に入りのボ－イフレンドと、2階で玩具を拡げて大騒ぎ。

　ドスン！ドスン❣　一階の事務所迄響く振動が激しい。床が抜けるのではないかと心配。遊びに夢中で、注意が耳に入らない様子。

　ミシガン州に帰国するまで、後一ケ月。良き想い出づくりになると、怒鳴りつけたいのをグット我慢。子供と違って、孫にはどうしても甘くなる。

　

　遊んで生長すると、分かっていても限界がある。年寄りの体力では対応しきれない。できれば屋外で遊んでくれることを願って！・・・ドスン。

　次女が植えた”ネモフイラ”の青が瑞々しい。穏やかな今日。季節は早や初夏の装い。

　

　

連休は終わり！

  

　ゴ－ルデンウイークも一日を残すのみになった昨日、横浜の山下公園・薔薇園へ出かける。自宅から1時間と、近い。ベイブリッジや氷川丸を背景に、今を盛りと咲き乱れる色とりどりの薔薇が一面に広がる。

　コロナの所為か　年配者の姿が結構あるも、人出は思ったより少ない。

　薔薇に堪能して、昼食は中華街迄足を伸ばすも、薔薇園と打って変わって、余りの混雑に吃驚り。落ち着かない。こちらは、高齢者の姿は全く見当たらない。

　お腹を空かしている孫のために、街の入り口近く・チョット高級そうな”鵬天閣”　に入る。

　「生ビ－ル３杯とジュ－ス！」ところがアルコ－ルは✖。昼間でも駄目なんだ。改めてコロナ下であることを、思い知らされる。

孫は担々麺、森家は五目おこげ、娘はワンタンメン、私は海鮮麺。追加した焼いた小籠包が、思いのほか美味しかった。

　孫は、今から辛い物が好き。ビールやブル－チ－ズも大のお気に入り。きっと私と一緒で　“のん兵衛”。

　二人して盃を傾ける日まで、後13年は、長すぎる・・・・。

何となく落ち着かなくて、3：00前には切り上げて、帰路に着く。

2年ぶりの高速運転・・・

 　高速道路運転は2年ぶり。裾野市の別荘へ出向く。次女の日本滞在中にやっておくべき事がある。緊急事態宣言で、空いている事を当て込んでの、5月1日は、びっしり混んでいた。おまけに午後から雷、強風、土砂降り。緊張して疲労困憊。

　この地に来るのも最後かもしれない。感無量。晴れの二日目、新緑が目にまぶしい。

　長女夫婦が、コロナの所為で、別荘を売る算段をしている。致し方ない。

　40年以上前、仕事上のからみもあり”東急不動産から買い求めたもので、想い出にまつわる品々が沢山置いてある。

　長女に全をて処分される前に、引き上げておく必要がある。スペ－スは乗用車のトランクル－ムと、僅かな座席。吟味して詰め込む。

　その一つが“極楽鳥”の剥製。

　

　1日は久しぶりの運転に緊張して、殆ど眠れなかった。翌日の帰り道　途中にある温泉に入り疲れをほぐす。　日のあるうちに東京へ向かう。運転にも慣れ、100キロ/時で、渋滞もなく順調。

　来年の運転免許更新はしないつもり。

　一ツ又ひとつと、人生の整理を迫られている昨今です。

　たった一日の留守で、ベランダの薔薇が見事に咲いていました。