「7割、7割と言い聞かせているんです。・・・・」大成功の内に、第34回江東オペラ”トスカ”が終わっての帰路、運転中の村田孝高バリトンの言葉。ずっしりと重い心に響く言葉でした。「コントロ-ルされた声量だからこそ、ここぞというときが効果的なのよ・・・」理代子さん。なるほど!会場に響き渡る声量、ダントツの存在感は、計算されつくされているんだ。お疲れ様。なのに送ってもらって、厚かましい小母さん小父さんで、すみません!
村田氏と知り合って何年になるのかしら?10年は過ぎている。理代子さんのご縁で、ズ-と聴かせていただいています。広島、香川に出かけたこともあります。昨日の村田スカルピアは、群を抜いて圧巻でした。抑制された安定したバリトン。人は、どこまで進化出来るのだろう。こわいような、樂しみなような・・・。
無事終演して滴り落ちる汗、熱演の程が伺えます。親でも親戚でもないけど、生長していく様を見ることが、こんなに感動させてもらえるなんて・・・。理代子さんにかけられる舞台関係者の声声。「よっちゃん 素晴らしかった!」「彼良かったですね・・・」等々、たくさんの賛辞。
小腹がすいて、村田君を待っている間のラ-メン店に偶然オペラ関係者がいらっしゃって、理代子さんへご挨拶、お褒めの言葉。晴れやかな嬉しそうな理代子さんの表情。