・・・昨日の夕刊の記事、「ISSの実験試料回収」を興味深く読んだ。
以前から、何度か、新聞やテレビのニュースに日本独自技術で小型回収カプセルを大気圏突入時の高熱から保護し、カプセルを無事回収するという技術の報道に興味を持っていた。
私の考えでは、日本で発達したステンレス加工技術で魔法瓶を作って活用されることは予想できたので、その詳しい内容を知りたくて夕刊の記事を読んだ。
予想した通りの技術内容で、かつ、それは大阪にあるタイガー魔法瓶が開発したと書かれていた。
私は若い頃から、ステンレス鋼の加工技術に携わっていたので、報道内容には、とても興味があった。
ステンレス鋼は普通の金属より、耐熱変形強度が高く、高温の破断強度にも優れ、且つ、熱伝導性がとても悪いので、こういう使い道にはとても向いていると言える。多分、薄いステンレスを使い、真空層を何層にも、材質を変えて作ったことと予想する。
一番、外側はセラミックスや、耐熱鋼で覆ったことでしょう。
こういう開発に携われる人をとてもうらやましく思いました。