・・・新聞の報道によると、宮内庁と堺市が仁徳陵といわれている、大山古墳の中堤を共同発掘したと報道陣に公開された。
公開された記事の写真を下に載せる。
中堤に円筒型埴輪の下部が埋まっている様子とその周りに葺石が散乱しているのがわかる。
記事によると、これらの現場の観察から、この古墳築造は五世紀前半から半ばにかけてと書いてあったので、この古墳の主は記紀の記述から仁徳、履中、反正、允恭などの天皇が考えられる。
今まで、かたくなに、宮内庁は天皇陵の立ち入りを禁じていたが、今回、共同調査をしたのは、地元の堺市がこの古墳を世界遺産に申請していることと関係が有りそうである。
今後、ほかの世界遺産申請対象の大型天皇陵にも、立ち入り調査が行われる可能性が出てきた。