・・・表題の文は、今日、ラジオを聞いていて、耳に飛び込んできた翻訳家の戸田奈津子さんの言葉です。
すぐにメモしたのは、一つは、もし言葉を求められたら、人生の終わりに近づいた自分が、経験した人生での重要な言葉だと思っているからです。
二つ目に、人に自慢できるほどの自分の人生ではないですが、人生で良かったと思うことを挙げるとしたら、多少、この言葉のような考えを実践してきて、良かったと思うからです。
私の場合、長い間、サラリーマンを続けてきたことは、その道がやりたい事だったのかと云うと、職種としては、若い時に遣りたかった仕事であったので、よかったと思う。
表題の言葉は、人生の岐路に立った時、特に年を取ったら余計に、その選択の時に感じる言葉だと思う。
しかし、長い人生では、いろんな場面で、たくさんの選択が待ち受けていると思う。
そんな時に、表題の言葉は、人生の方向を決める考え方でもある。
私の場合、選んだ仕事の中でも、少ない自由度のなかでは、自分なりに意志を通してきたように思う。
人生においては常に、生き方を問われる場面が少なからずあるように思う。
その時に、自分の心に正直でありたい。