・・・落語はたくさん聞いてきましたが、何度聞いても面白く感じるのは、彼だけですね。
特に、「池田の猪買い」、「代書屋」、「八五郎坊主」は、セリフが、ほとんど頭に入っているほど、何回も聞きました。
CDが無いころ、ラジオの放送をカセットテープに録音して、聞いていました。
従って、同じ話でも、枕の違う彼の話を何本も、持っています。
彼は天才落語家だと思いました。
他の落語家の話で涙を流すほど、笑った話はあのませんが、枝雀さんの話は何時聞いても、その話の間中、笑っています。
彼の話はしんみり聞くようなことはありませんでした。