・・・クローズアップ現代はここ数年、よく見る番組の一つでした。
キャスターには二通りのひとがあり、一つは強い個性で、番組を色づける人ともう一つは、如何にも、報道番組のキャスターと云う容姿で、個性を出さないが、知性と品性を出す人。
国谷裕子さんは後者のタイプで、番組では、報道に徹して、個性を感じさせられないが、落ち着いた品性を感じるキャスターでした。
先日の新聞の報道では、四月で、「クローズアップ現代」を降板することが、決まったらしい。
クローズアップ現代はやらせの問題で、一時期話題になったことがあるので、官僚が支配するＮＨＫの経営者としては、一度、番組聴取者の頭から、やらせのイメージが付いた番組を消すために、番組のイメージである、国谷裕子さんを降板さすのだろうと、私は想像する。
報道はアンチ権力であってほしいので、ほかの思惑で、番組編成を決めないで、 また、交番の理由をはっきりと明確にしてほしいと思う。
しかし、今のＮＨＫの経営者にはアンチ権力は難しい注文である。
