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"It never gets easier, you just go faster."

Boso Grand Prix 🚴家庭内下克上🚴

2020年12月19日 | レース
『かっこういいお父さん』を見せつけるつもりで息子をレースに誘い出したはいいものの、親父は連戦連敗。
インターバルのかかる集団の中で干からびた蛙のような醜態をみせつけるばかり。

かたや初心者の息子はキッズクラスで超攻撃的なレースを展開、どんどん自信をつけていきます。
フランス人の好きなPanacheがあるレース運び、えっ!?ここで攻撃するの?というところから攻めてきます。

今日は攻撃しすぎて失敗しましたが、いいんです、こういうレース運びの繰り返しが後の教訓になる。

さて、おじじレース終了後、肩を落としてパドックに帰ってきた親父を迎えるチビベルデ師匠。

えっ!?おとうさん12位??だっさwwwワロスwwwwwww(以下自粛)

くーっ!

悔しいので良い結果が出るまでしばらく引退せずに頑張ってみようと思いますヨロ。

キッズクラス Under 9は9名のエントリー
今日の作戦は
『スタートと同時にアタック🔥』
『苦しい展開に持ち込む😣』
『とにかく攻撃的に🤛』
『一番苦しんだものが勝つ!🏆』
でしたw

一周目はローリングスタート。先導車が外れてまずは一回目のアタック
424W (13.5W/kg) このアタックはキレキレだった。二人逃げが決まります。

なんですが、ライバルにぴったりマークされていますね。
後ろに目はついていないようで、一周ずっとベタ付きされてしまいました。

はやくも二人逃げが決まりました。楽しそうにアタックしてますね。

うまく回していければいいのですが、先頭交代を促すような狡猾さはレース二戦目の小学三年生に期待するほうが無理筋というもので。

この後ジャンの鳴るなかホームストレートで二回目の300Wアタック、揺さぶりをかけます。


やっと先頭交代しました。この時先頭のライバル君はアタック中で、チラチラ後ろを見ていました。

このままツキイチでスプリントまで温存かな…と思ったらバックストレートで再度300Wで猛然とアタック!(三回目)場内アナウンスも『ここでアタックだ~!』と放送してここは興奮しました。超攻撃的。

で、最後のスプリントなのですが、今回は二週間前の良いスプリントの残像が悪い意味で働いちゃったかな?

追い風なので遠目からスプリント開始、これはいいです。

下ハンでかっちょいいのですが、実は下ハンからギアを重くする練習をしたことがないのです。

そのうえ、相手の出方をうかがってます。登りスプリントならまだ追いつく余地があるのですが、最初の飛び出しが効く平地スプリントでためらいは禁物かも…

相手はたぶん重いギアに変えているはず

チビ太はあれ?あれ~??という感じで引き離されてしまったのだろう。

最後は一馬身差をつけられてしまいました。踏んでいるギア比が全然違うし

残念!ですが何度も攻撃しての二位ですから、本人はやり切ったいい顔をしていました。平地スプリントの練習をしないといけませんね。
次は大磯クリテかな?

キッズクラス Under 9 二位
Distance 2.03km
Average 30.9km/h Max 39.6km/h
Average 164W Max 424W

次の出番はK田さんです、ビギナークラスへエントリー。
生粋のクライマーのK田さんにはきついコース。詳しくはこちらです。
チビ太の愛読ブログでもあります。
なんか美味しい展開だったらしいですね(棒)

おじじの出番は最後になります。エキスパートライトにエントリー。
ライトとはいえ、活きのいい若者もまざる無差別級であります。
二週間前の下総クリテは40代おじじクラスだったので、インターバルはやさしめだったのですが、
無差別級のこの日は果たしてインターバルカチ上げ、周回する拷問メリーゴーランドとなりました。

警戒すべき(放置すべき)はY ProjectのN島くん。

おじじの作戦は『集団で最終局面まで脚をため、スプリントで爆発🔥』

しかし、インターバルのかかるクリテということをすっかり忘れていました。
私の陣取った集団中位はヌクヌクポジションではなく、拷問ポジション。
600W以上のマイクロスプリントは優に20~30回。すっかり脚を削られた中盤に、一周だけ先頭を牽きましたが、先頭楽ですね、ラインを気にしなくてよいし、インターバルは自分次第だし。しかし、先頭を牽き続けるフレッシュな脚は既になく、後方に埋もれてそのあと拷問を受け続けました。
ほんとになんの見せ場もなく、死刑執行を待つだけのクリテをつらいものはありません。早く終わってほしいの一念で集団にしがみ付くのみでした。

スタートしてすぐは、散発的にアタックがかかりますが、この頃はまだみんなフレッシュなので落ち着いて対応。
アタックを繰り返しているのはN島君。何度もアタックをしては吸収を繰り返し、だんだん集団内も嫌気がさしてきます、『うわ、またかよ』的な。
ペースもハイペースなので、インターバルかかる、アタックかかるで休む暇がありません。そんな中、何度目かのN島君のアタックで、小さかった亀裂がだんだん大きな裂け目になり、逃げが決まりました。もう一人ブリッジして、逃げは二名。追走集団は追う意思ありますが、(私を筆頭に)脚を削られた選手が多く、2~3人の固定メンバーで回ります。つまり同じペースでの追いかけっこ、だんだん逃げとの距離が開いて行きました。

逃げが決まってからも、相変わらず集団内はインターバル地獄。ひたすら残り周回数を睨みながら忍従の時間でした。

最終周の第二集団スプリントも、ヘアピンで前走の方がブレーキをかけた影響でいつもの集団後方参加するだけスプリントでした。ま、そんな位置にいるのがいけないんですけど。


優勝はN島君でした。流石です。

まったく見せ場もなくチビ太の出汁にされてしまった一日ですが、やはりレースはいいですね。
来年は小学生も出場できるレースにたくさんエントリーするだろうから、勢い私のレース参戦も増えそうです。
増えるといいな。

Distance 20
Average 290W Max 1169W
おじじにしては良いワットだった