Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Climb addicts of California

2008年01月10日 | シリコンバレー
<バカ遭遇まであと18行>

かりほーにあの冬の陽は短い。
夜明けが7時半。
日没は5時。

要するに仕事しているあいだお日様の無駄遣いをしていることになる。

今日も仕事を6時に終え、そのまま帰っても2分後にホテルについてしまいつまらないので、例の山をクルマで偵察しにいくことにした。カメラはもっていなかったので写真はとっていない。夜景はやたらときれいだった。

大体のスタート地点から頂上まで10.9マイルだから18㌔、長さ的には1.7ヤビツくらい。但し途中湖のほとりを通るので、一度下りが入る。最後の1マイルで15%以上が襲ってくるらしい。

<バカ遭遇まであと9行>

上は机上の調査事項で、いざ走り始めると10分もたたないうちに漆黒の闇。闇、闇、闇。こりゃ仕事帰りのヒルクライムなんて甘い考えは持たないほうが良かった。気温は3度だし、クルマのライト以外は真っ暗。しかも下りも入っている分登りの距離が長い!長いぞ---きついぞ---ウヒョヒョーと独りハンドルを握り興奮する。ちなみに30分以上一台も他の車とすれ違っていない。

<バカ遭遇まであと2行>

頂上まで2マイルくらいの所。前方に光が見える。

ん?んん?

光が3つになった。

んんんん?

<バカ確認の瞬間>

ペダルこいでるぞ!
自転車だ!

どひゃー!

あほだ!この地にも坂バカがいた!しかも3人!
ヘルメットに強力ライトつけて集団でヒルクライムをしているらしい。しかもかなり追い込んで走っているようだ。

もちろん同病を見つけたので、ニャロメ話かける。

ニャ「毎日登ってるの?」
…「いいや。毎週水曜日登ってるよ。」
ニャ「ナカーマにいれてちょ。」
…「毎週水曜日、East DunnとHill Aveの交差点に5時15分ね。待ってるよー。」
ニャ「では来週!!!」

こんな感じで坂バカを捕獲しました。確かに真っ暗の中を集団で走ると安全なのは去年ニョホホ先生と数多くの闇クライムをして経験墨。

どこの国にいっても坂バカは不滅なんだなーと再確認したのでありました。
ちなみにそのうちのひとりはこの人みたいです。ブログの内容が今日の出来事と完全一致。

おわり。

下の写真は晴れた場合の写真です。courtesy of henrycoe2007.priss.org


前方の山を登り、向こう側に降りてまた登る。自転車レーンがあるのに注目♪


中間地点のアンダーソン湖