今日のポディウム
大弛峠からさらに100m登った夢の庭園にて
標高2450 m
2006年から毎年登り始めた大弛峠、甲府盆地が湯釜のように沸騰した3連休の〆の日に行って参りました。
今回の参加メンバーは
@key3 さん
@maru-cc さん
@r1on さん
@kns001 さん
そして
T曲さん
ほんまぁさn
お千代さん
でした。前日ガレガレの裏大弛を登った二人のマウンテンバイカーは、頂上の小バエ集団にやられてしまったのか今日の表大弛はDNSでした。yama-keiさんも、カズノさんも、富士ライン祭りではよろしくお願いいたします。い、いや、強制ではありません。
気温が35度を越えるといふことは、路面温度は40度以上ですね。コンディションはあまりよくありませんが、いつも写真をとってツーリング気分でのぼるこの峠を、今回はTTしてみました。というわけで、そんなに写真はありません。
計算すると260W平均で2時間切れます。というか、FTP80%で2時間ですか。無理です無理無理。
お千代さんを10分先に泳がせて、男どもは一斉にスタート。ですが私のPTが作動しません。スタートが3分遅れました。3分の差をじっくりゆっくり牧丘の長ロング蓑毛で詰めていきます。林道までは直射日光の釜茹で地獄。チヨレックさまが途中ボイルされていましたwww
林道に入ると、せっかく捕らえかけていた集団がペースアップします。木陰が増えて案の定涼しくなりますが、TTなので脚が抜けないのが悲しいところ。240~260Wキープは拷問です。これを2時間ですか・・・先のことは考えない考えない。
30分間の単独走行の末、やっと前方に自転車の姿がチラチラと見えてきました。暑さでヘロヘロのT曲氏をとらえます。
一緒に走る人が現れると、一気に元気になります。
途中の給水ポイントまで、53分。なかなかいいペースで登ってきました。ここでストップウォッチを止め、湧き水を給水。
直射日光区間で山茹でになっていたチヨレック嬢も見事復活!というかアソスのアンダーがせくすぃぃぃ!
*このダンシング画像は合成です。
途中休憩のラバネロコンビが乙女湖まで引いてくれます。一踏みで集団が破壊されました。おいらも力を逃がして休むダンシングをマスターしなくては。今回もダンシング多めに挑戦してみたが、さすがに2時間近くはむりだ。
この後再び給水することになるラバネロコンビ、rionさん、knsさんを尻目に、ニャロメ、T曲、ほんまぁは一気に頂上へ。ここでプチアタック。乙女湖の直登りでペースをあげる。後ろに二人。ここから平坦が始まる区間までは、心拍175くらいで押してみる。しばらくすると後ろが見えなくなった。ダンシングを多めに、平坦までがんばる。
体感平坦区間は、アウターにいれて巡航。だがすでに乳酸のたまった脚で、平坦200W後半は難しい。重いギアは踏めない。4kmのフォルスフラット区間がおわり、残り8kmの看板を過ぎると、また道は空に向かって伸び始める。
きつい。二時間切りは難しそうだ。徐々に、確実に出せる出力が落ちていく。そして先発挺身隊から聞いていた小アアブの集団がまとわりつき始めた。okachanによると
5-10km/hだとアブのグルペットに囲まれる。
12km/h以上だとアブの集団を千切れる。
虫除けスプレーを顔面にシューシューしながら、時折気合でアブ集団をふるいにかけるが、なかなか逃げを許してくれない。アブ集団の分断をはかりつつも、残り3km
もうここまでくると出力をあげるスタミナは残っていない。いつでも自転車をおりてもいいくらい。しかし、2時間近い努力をここで無にはできない。何も考えず、ぎりぎりの所を踏んでいく。時折意識が遠くなる。サドルに乗りながら朦朧としてきた。出力は22oWとか。もうドリンクを飲むのも億劫になってくる。早く終わって欲しい。
2000 m級の絶景に囲まれて登っていくが、景色を楽しむ余裕はない。ま、写真は去年まででたくさんとっているし!
結局2時間10分で登頂。平均は238W。2時間はつらい。炎天下でヤビツTTを3本をやるのに同じ。
後3kg 削れば切れるかな。でも炎天下2時間山岳TTはしばらくやりたくないな。
ゴール後、しばし屍になった後、2km下って写真タイムです。
*本人はアウタートップといっていますが、このチェーンラインはインナーローですwww
*このダンシング画像は合成です。
ハエ、アブの大群をはらいながらみんなで記念撮影
後2週間もすれば虫はいなくなりますよ。
夜車で行って、朝登ったら気持ちいいだろうな。
平坦区間、追い込んだつもりでしたが、追い込みきれていませんでした。ここだけケイデンスが100を越えているのは、ワットを出そうにも重いギアが踏めなかったらです。(泣)
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この後の下りでは、焼山峠でkey3アタックに脚を使わされ、塩平のダウンヒル区間では、あまりのダウンヒル区間の長さにはじめて下りで踏み疲れを体験しました。