アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

合唱劇「カ子ト」旭川公演準備始まる

2007-10-25 08:30:35 | インポート

先住民族関連ニュースにもUPしましたhttp://u-ko-usaraye.cocolog-nifty.com/が、
毎日新聞 2007年10月12日付の記事
「合唱劇:難工事に挑んだアイヌの技師描く 「カネト」を名古屋で来月公演 /愛知」
によると、合唱劇「カネト」の愛知講演のための準備が進められているようです。

合唱劇「カ子ト」は、川村カ子トアイヌ記念館の2代目館長である川村カ子トさんの生きた道を描いており、
アイヌへの差別と闘い、測量技師として険しい所を測量し、生き抜いた歩みを合唱劇にしているそうです。

昨日、川村カ子トアイヌ記念館に寄り、旭川でも「カ子ト」公演が来年の7月にあり
その準備会が始まっていることを知らされました。

事務局は川村カ子トアイヌ記念館内(0166-51-2461)。
事務局も少なく、われこそはと思われる方は是非とのこと。

また、愛知でもそうですが、一般の方からも合唱団員を募集し、
参加型の劇を考えているようです。旭川では100名を募集しています。歌の好きな方、是非!!


そもそもカ子トエカシのことをもっと旭川市民に知っていただこうと
来る、11月11日(日)14時からときわ市民ホールにて
「合唱劇『カ子ト』を知る会」を行い、カ子トエカシ紹介ビデオや歌を一緒に歌おうと
呼びかけておられます。

詳しくは川村カ子トアイヌ記念館へ。


さて、今日は所用を兼ねて、旭川市博物館に行って来ました。
博物館では企画展「カムイのもとに暮らして~アイヌの人々の四季」が今月の初めから始まり、
アイヌ民族の展示物が多くなっています。

この企画展に、以前に紹介した絵本「くまのしっぽがみじかくなったわけ」の絵を描いた
黒瀬さんの絵が数枚飾られています。A2以上の大きさだったでしょうか。
わりと大きい紙に繊細な色使いの水彩画でした。とてもきれいでした。
絵本の原画かと思いきや、新しい絵でした。
ここに紹介したいのですが、ご本人から承諾を得てからにしますね。
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/museum/index.html(旭川市博物館HP)

企画展は12月9日までとのこと。時間を見つけてどうぞ!
http://www.frpac.or.jp/kodomo/flash/ehon/shippo/shippo.html(アイヌ推進機構HP)

今週の土曜日はフィールドワークに二風谷へ。申し込みも終わりました。
8名ほどで行ってきます。



隣町の山(暑寒別)の登山口辺りに見つけた熊のふん(だと思うのですが)
大きさは、わたしの両手には乗らないぐらいです。乗せて写せばよかったのですが(苦笑)


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