昨日、採点票を受け取ってきました。
点数あまり出なかったなあ・・・と思ってましたら、実は全体にこんな感じだったようで、別に悪くもなかったようでした。
毎回、思わず噴いてしまうようなケッサクなコメントがひとつくらいはあるのですけど、今回はおおむね想定内で、「おっしゃる通りごもっともです、それが目下の課題です」ということばかりでした(汗)。
それにしても、朝から聴き続けておられる上、一人あたりの演奏時間は正味6分程度だと思うのですが、審査員の先生方、「ちゃんと読める字で」「ポイントをとらえて」バシッと書かれるのはさすがです。
私かつて、某医学雑誌の編集者をやっていたことがありますが、手書きの原稿なんて、判読不能なものも多く、うちに持ち帰って古文書解読のごとく、徹夜で読んだりしたものです(単に医者に悪筆な人が多いだけかもしれませんが)。それと比べて、いや比較にならないほどこちらは読みやすい。読めなかった字はたった一字だけ。
課題は細かくはいろいろ書かれてましたけど、ひとつ「これは基本的なことなのか高度なことなのか?」と思ったのは、
<感性・知性・技術が融合するといいですね>ということ。
単に「まとまってない」ということなのかとも思うし、究極の目的という感じもするし・・・・・これはいったいどうすれば??うーん。。
音に関しては、
<太いいい響きで、ブラームスらしいですね>
<ブラームス独特の深いハーモニーがpianoを通してとても心に伝わってきました>
<あたたかみのあるタッチで(中略)、よかったと思います>
というコメントをいただき、このあたり最も気にしていたことでしたので、今回はとりあえず良かったかな、と。
少なくとも「叩いてしまったところがありましたね」「フォルテが硬い響きにならないように」と書かれ続けていたころよりは進歩です(笑)。
「あたたかみのあるタッチ」なんて、どう考えても先天性のものではないので(爆)、これらはひとえにご指導のタマモノであります。ありがとうございます。
・・・・・・さて、いろいろご注意いただいた点をもとに、また見直しですね。