先日ハルくんさまのブログに遊びにいきましたところ、
べートーヴェンのヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」の推薦盤として、アドルフ・ブッシュ(Vn)とルドルフ・ゼルキン(Pf)のソナタ集(3番、5番、9番)が上がっておりました。
ハルくんさまとはなにかと好みが共通しているところがありまして、
最初に意気投合したのが、シューマンのピアノコンツェルトの、リパッティ(Pf)、アンセルメ(Cd)、スイス・ロマンドというライヴ盤。
その後、チャイコフスキーのトリオだとか、ブラームスの弦楽六重奏だとか、好きな盤がいろいろと同じだったりしましたので、
ブッシュ&ゼルキンのクロイツェルもおそらくいけるだろう・・・と思って注文いたしました。
・・・・はい、みごとにストライク(笑)。
どこがどうでストライクなのかというのは、語るのもなんだか野暮なのでやめときますけど、しばらくはこれをおかずにご飯がすすみます。(・・・・ちがう・・・)
さきほど、まったく別件でネット上をうろついておりましたら、
「クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏」http://gyao.yahoo.co.jp/p/00990/v00007/
というものに行き当たりまして、なんだこれ?と思ってクリックしたら、1時間半の映画を無料でそのまま見ることができました。(1か月無料で配信しているようです)
トルストイの小説の翻案もののようで、映画の出来としてはまあまあな感じでしたけど、
音楽家ではない主人公が、妻(ピアニスト)がだんだん音楽の方に戻っていくさまを見て、
「音楽は恐ろしい。」と打ち震えているのは印象的でした。
それにしても、偶然とはいえ、なんだかクロイツェルづいてます(笑)。
クロイツェルの第1楽章が、道を踏み外すほど官能的なのかどうかはちょっと私にはわからないですけど・・・・