~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

今年は・・・

2012年06月12日 18時25分54秒 | ピアノ

今年は浜松国際コンクールの年です!

開催は11月ですが、予備審査の結果が昨日発表されたようです。

http://www.hipic.jp/news/press/-1-hsu-yun-chih-2-tsai-min-hao.php

 

288名の中から96名が選出されたようです。

国際コンクールレベルになると、私などは、だれがいいんだかどうなんだかさっぱりわからず、

単に好みかどうか・・・になってしまいますけど、それでも面白いことは面白いです。

今現在無数のピアニストがいるうえ、毎年毎年国内外のコンクールによってスターが輩出されるわけで、

これはほんとにすさまじいこと。

でも、聴衆というのもすごいもので、

いったん気にいると、そのピア二ストが弾け続ける限り、とことん聴き続ける・・・・という方も多数おられ、

ある一定数以上の熱烈なファンが世界に存在すれば、ずっとコンサートが成り立ち続けるのも事実。

デビュー当初は売り方がどうこうだから、容姿がどうこうだからという理由で人気が一気に出ることはもちろんあるはずですけど、

そんなことだけで、一生ついていくほど聴き手はヒマではないですし、

学問的に緻密に研究された演奏だから聴き続けるかというと、そういうもんでもないと思います。

ピアニストその人自身は、別に変人でもヘンタイでもかまわないので(牢屋に入ると演奏活動ができなくなるので、罪に問われるのは困りますが)、

自分のすべてをさらすこと(音で・・・ですが)を、恐れないでいただけるとうれしいです。・・・あくまでも、私個人の意見ではありますが。

音楽家は音のプロ、

作家は文章のプロ、

あえてその道を選ばれた、いや、その道から選ばれた方がたです。

私にはどうにも手の届かなかったあれやこれ、一生をかけて見せてくださることを強く願っております。