~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

娘と聴くバレエ

2010年12月24日 11時24分53秒 | 見る・読む
家事のお伴に何かCDを聴こうと思ったのですが、CDラックの前に主人のものが山と詰まれてアクセスできない。「仕方ない、取ることのできるものならなんでもいっか」と手に取ったのは、チャイコフスキー3大バレエ音楽集。

昨日夕方、主人ががんがんチャイコのシンフォニー5番6番かけてて「・・や、やかましい・・」と思っていたのに、そういう自分はこれかい??と思いつつ、かけてみました。

ちょうど娘がいたので、「ねえ、この曲知ってる?」と<白鳥の湖:情景>のところでたずねてみたところ・・・

「知らん。聴いたことない・・・」

・・やはり(汗)。「トリスタンとイゾルデ」は聴き知っていても(実際タイトルは知らないでしょうけど)、「白鳥の湖」知らん子になっておりました(汗)。

私:「お話は知ってる?」
娘」「そりゃ知ってるよ~。似たようなのに<白鳥の王子>っていうのがあるけど、あれとは違うよね。」
私:「そうそう、呪いがかかって白鳥にされていたお姫様に王子様がプロポーズするんだけど、それは実は悪魔の娘と摩り替わってて、悪魔が『ワハハハ、だまされたな!』っていうやつ。」
娘:「そこで終わるんじゃなくて、最後は愛が勝って悪魔が負けるんだよ。」

・・・・はあ、そうでした。<悪魔がワハハ>で終わってはいけません・・・・

娘は子ども用に売っている300円くらいのミニ絵本のマニアで、日本世界の<お話>のほとんどを暗記するくらい読みこんでおり、ちょっとした「歩く<お話>事典」。
「白鳥の湖」なんか、ふつうバレエの方が先に入ってきそうなもんなのですが、まさか音楽がついているとは知らなかった・・らしい。
なので「バレエ見てみる?」と言ってみたのですけど、「バレエはいい。本のほうが好きだから」と(汗)。

いやいや、一度見てみんさい。いろいろ面白いから(・・なにがと言われると困りますけど)。

「『くるみ割り人形』ってバレエもあるよ。知ってる?」ときいてみたら、「え?何?『くびつり人形』?」とボケ倒してましたが・・・・・orz 
(ちなみに、<葦笛の踊り>はソフトバンクCMで、<花のワルツ>は<ハウルの動く城>みたい・・らしい)
 

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さて、その娘なんですけど、今日は朝から教育相談がありました。
教育相談は希望者だけなんですけど、うちの場合、先生のほうが「手ぐすね」ひいて待っておられますので、まず必須でございます。

先生:「だいぶ落ち着いてきましたよ~。大人になった♪。9月10月は、グループ学習があったので、思うようにいかないこともあっていろいろストレスもあったみたいですけど、その後はいいです。」
私 :「そうですか。うちでもかなり言うことをきけるようになってきました。」
先生:「たまに授業中、ネコの声するくらいかな。それも、注意すると『あ、いけんかった』と気づくみたいだし、お友達も全然気にならなくなってるから。」

・・・・・授業中にネコの声出して、『それくらい、かな』『周りも慣れた』っていったい(汗)・・・・

先生:「あ、そうそう。最近来るのがちょっと遅いのよ。8時35分くらいにならないとこちらに届かない(笑)」
私 :「え~っ、そうなんですか?うちは一番遅くて8時ジャストくらいには出ているので、いくらなんでも時間かかりすぎますよね~。そういえば帰りも遅いような・・」
先生:「5時間のときは学校を3時には出てますよ」
私 :「うちに帰るのはどうかすると4時なんですが・・」
先生:「なにやってるんでしょうね?」
私 :「はあ・・ほんとに」

あまりに遅いので、ベランダからずっと見ていたことが何回かあるんですね。
そしたら、道端の草の前にかがみじっと何かを見ていたこともあれば、
ビブラートというかこぶしのかかった大声で、いい気分で歌を歌いながら一人で帰ってきたこともありました。
それは帰り道だからだと思ってましたけど、往きもそうなのか??・・・・・

私自身はここまでマイペースな子どもじゃなかった、と信じておりますが・・・(逃)