~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ジョイントコンサート(その2)

2008年06月23日 00時38分05秒 | ピアノ
前回のサークルのコンサート(クリスマス会)では、トイレ休憩をとってなかったのと、途中、飲み物がなかったことは反省点(このときは昼食がついてました)でした。

夏だから飲み物はいるし、だいたい自分が弾く前とか弾いたあととかはなぜか喉渇いてますから、3時間を超えるコンサートでもあるし、なんとか飲み物付きにしたいとは思っていました。また遠方から来てくれているF市のメンバーは夜の打ち上げには出られないので、なんとかコンサートの間に交流を深めてもらいたいという目的もあり、結果このような形のコンサートになりました。


家族共演者は毎回少しいるのですけど、今回もバイオリンで出てくださったお嬢さんがおられたり(・・うちの娘は、この曲が気にいったみたいで、ついたての陰でバイオリンを弾くマネをしながら「こころの歌みたいだね」といってました)、
また聴衆としてもお子さんが来られたりで、なごやかな感じでした。

いちおうメンバーはみなピアノ弾きなんですけど、今回はピアノを弾かずに、オカリナやバイオリンでエントリーした人もいて、そのうち、チェンバロのあるようなところで、リコーダーや歌との共演もありなんじゃないか(笑)、
そしたら、もはやこれはピアノサークルであってピアノサークルではないかも(笑)、と思ったりもします。
・・・・喜ばしい傾向です・・・・


それと、今回初めて演奏してくださった方々、F市のメンバーもですけど、あと私の関係する別のピアノの会、それから最近ネットを通して連絡をくださった方々、初参加なのに、堂々たる演奏ですばらしかったです(プログラム外の飛び入り演奏を含めて)。
これからもどうかよろしくお願いいたします。


それぞれの演奏についても書きたいのですけど、大変長くなるので、まとめて。

どの方の演奏についても「ほんとにこの曲が好きなんだなあ」「ああいう音は自分には出せないなあ(今のところ持ち合わせてない)」「アイディアがすばらしい」「独特の情緒が表現されていて素敵だ」と、驚く箇所が必ずあります。
これは、テクニックに長けていて破綻のない、驚くべき完璧な演奏を聴くよりも、私にとってはずっとうれしく楽しいし、勉強になることです。
この「おおっ!」という聴かせどころが、曲全体見渡した形で表現されていくとさらにレベルが上がるし、また点在する「きらめき」をトータルな形で練り上げていくというのは、これは実に根気のいるプロフェッショナルな作業だと思うのですけれど、聴く側としては、大変楽しみな点でもあります。

これは、同時に私自身を省みるポイントでもあり、アマチュアとしてさらなるレベルアップを志すということがどういうことであるのかを考えるひとつのヒントでもあるような気がします。


難しいことはおいといて・・・


このコンサートが楽しいイベントであったことは間違いありません!