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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

帯状湿疹

2007-07-25 22:11:25 | 健康と医学
 倅が左腕に「帯状湿疹」を発病し、会社を二日ほど休んだ。一時は孫を預かったりしたほど。ぐるぐる巻きにした包帯の下は、水疱瘡跡のブツブツがいっぱいでジクジクとして、かなりグロテスクな状態だった。それを見たかみさんは、それこそ湿疹・・いや失神しそうだったとか。

 折悪しく、病み上がりの昨日は社内の野球大会があった。活躍出来たかどうかは知らないが、無謀にも選手として出場し、この炎天下で奮闘した。ところが、その夜はしんどいのと激痛で、碌に寝られなかったそうだ。医者からは大目玉を食らった。

 そもそもこの病気は、疲れやストレスで免疫力が落ちている時に出てくるため、休養が一番なはず。母親が諭す言葉に、本人は「体を動かすとストレス解消になる」とのたまう。それも一理はあるが、ケース・バイ・ケースをわきまえないとは、わが子ながら情けない。

 私はまだ患ったことがないので、この病気の真の痛みはよく判らないが、昔、帯状湿疹で入院した知人を見舞ったことがある。
 「元々水疱瘡にかかった事のある者に極度のストレス等が誘引して発症するので、水泡が文字通り神経に沿って帯状に出来て激痛。リンパ節も腫上がるので激しい痛みと熱に襲われる。」といいながら、パンツのゴムが触っても痛いので、代わりのクラシックパンツ(ふんどし)を見せてくれた。

 水疱瘡をやった人は全員予備群なので、皆さんもストレスには要注意。そして、プツッと痛い水泡が出来たなら、例え忙しくとも或いは病院嫌いであっても即病院に行き、治療されることをお勧めする。

デジタル三種の神器

2007-07-24 17:57:41 | 暮らしと生活
 遅ればせながら、昨日中国地方が梅雨明けしたが、当方の気持ちは今ひとつ晴れない。

 我が家の愛用の「デジタル三種の神器」がご難続きである。デジタルビデオカメラ、DVDレコーダー、ビデオテープデッキが相次いで故障しドック入り、不便を強いられている。のみならずその修理代の高いこと。

 購入してから4年~15年を経たものだが、幸いなことにいずれも部品在庫があり修理可能だったのが救いだが、今日日のこととてただの部品交換ではなく基盤をごっそり換えることになる。従って、工賃を含めてそれぞれ22,000円~27,000円も掛かった。
 ビデオテープデッキなどは、再生専用機ならば新品で1万円を切るものがあると聞かされ、修理を躊躇したくらいだ。

 目覚しい技術革新により次々と新型良機が開発され、日進月歩で機能が充実しており、加えて価格は安くなる一方だ。併せて、使われる媒体も同様に大きな変遷を遂げた。

 テレビ受信はCATVを利用しているので、今のところSTB(セットトップボックス)を取り付けて地上デジタル放送に対処しているが、未だに年代物のブラウン管テレビなので、せっかくのハイビジョン映像、さらにCD並みの音声放送のメリットが半減している。こちらも買い替え時が迫っている。

 高嶺の花だった薄型テレビが生産技術の向上などで次第に手が届く価格になってきた。次の買い換えの際には、大画面薄型テレビを……と考えているのだが、さて「液晶」、「プラズマ」どちらを選ぶか迷うところである。いずれにしても資金を捻出しなければならず、頭の痛いことだ。

いながら地球旅

2007-07-22 12:55:45 | パソコンとインターネット
 グーグルが米国時間7月20日、6月30日締めの第2四半期決算を発表した。マーケットシェアの拡大に伴い、広告の売上が引き続き増加するなど、アナリストの予想を上回る結果となった。
 対照的に米ヤフーは減益決算を発表、年初来安値の株価を更新して、2社の明暗を分けた。

 折りしも、ブログご近所のエンピロさんから、同じくこんちゃんへのブログコメントの中で「Google Earth」の存在を教わったばかりだ。

 Google Earthは、その名が示すようにGoogle社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフトで、世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができる。

 地球全土の解像度や色彩は様々で、画像が撮影された時期もまちまちである。大都市や興味深い施設などでは写っている車の車種や、木々が落とす枝の影さえ判別できるほどである。
 ただし、アメリカの治安機密に触れる場所については、モザイクがかけられている。

 今まで見たことも行ったこともないような地球上の様々な場所へ、光なみの速さで瞬時に飛べる。しかも、3Dポリゴン表示も利用できるので、まるで飛行機の操縦桿を握っているような臨場感が味わえる。
 これまでの思い出の旅行地や、一度は訪れてみたいと願っている国を、足しげく旅している。

 もしまだご経験のない方は、是非ともお試しあれ。グーグルアース公式サイトはこちら

養生の極意

2007-07-21 14:26:34 | 健康と医学
 老子は、「人の命は我にあり、天にあらず」といっている。人の命はもとより天から受けた生まれつきのものであるが、養生をよくすれば長命となり、不摂生であれば短命となるという意味。
 貝原益軒は『養生訓』の中で、「生まれつき健康な人でも不健康な生活をすれば、早死にする。逆に体が弱い人でも、健康に気をつけながら生活をしていれば長生きできる。」としている。更に白楽天の言葉を引用して、「福と禍とは、慎むと慎まざるにあり」とある。

 90歳になる義父は、13年間に持病の膀胱がんが何度も再発を繰り返し、先日は9回目の手術を受けて大小4個を切除した。何度切ってもがんとの腐れ縁が切れず、まさしく“がんと共生”している。
 しかし、それ以外には全く異常はみられず、健康そのものの毎日である。

 かみさんの幼友達Tちゃんは、先日の健診で消化管に4㎜の腫瘍が見つかり、目下精密検査中である。これまで病気とは無縁で、還暦を迎えた途端に晴天の霹靂であろう。ひたすらにご無事を祈るのみである。

 1年9カ月間投薬治療を続けてきた小生の不整脈は、薬効のお陰で薬の一部を一時中断するまでに改善した。一日に約10万回働いている心臓だが、健常者でも気付かぬままに「期外収縮」があることを教えられた。500回未満の期外収縮は許容範囲であり、小生のホルダー心電図結果では<42回>だった。

 一難去ってまた一難。小生の頭部-頂門を僅かに5㎝程はずれた位置-に親指の頭大のしこりがある。かれこれ10年以上も前からで、自覚症状がないためこれまで放置していたが、部位(「頂門の一針」という位の急所)が部位だけにホームドクターに診てもらった。
 これまで異常がなかったので“良性腫瘍”だと思われる。どうしても加齢とともに、体のあちこちにできるとのこと。後日、総合病院の外科を紹介して頂くことにした。

 生きとし生けるものはみんな、「生老病死」を避けて通れない。年齢を重ねるごとに、誰しも多病息災で生きていくしかない。
 病気にならないように予防することは大切なことだが、それでも万一病気になったら、病気を受け入れて、病気の進行を緩くすること。そのために、養生があり、医療がある。ホームドクターを持ち、体に変調を感じたらいち早く受診することが肝要だ。
 健康の有難さを、しみじみ痛感するこの頃である。

またもや大臣の大失言

2007-07-20 20:27:10 | ビジネスと社会
 年金不安の嵐が吹き、「政治とカネ」の問題など、政治への不信感が募る中での参院選。有権者の関心はいつになく高く、安倍政権に対する評価が注目されている。29日に投票に行くのは国民として当然であるが、誰を選ぶか迷っている人は多いことと思う。

 そんな最中、またしても大臣の大失言があった。麻生外相の『アルツハイマーでも分かる』発言である。

 安倍内閣では久間章生前防衛相が米国の原爆投下をめぐる『しょうがない』発言で引責辞任したばかり、その前には『女性は産む機械、装置』と大失言した柳沢伯夫厚生労働相がおられる。

 麻生氏は後刻、「(発言は)不適切なものだった。撤回する。不快の念を持たれた方にはおわびを申し上げる」と謝罪し、発言を撤回する考えを示した。
 言うべきことをズバリ直言するのは結構なことだが、後になって前言を撤回、陳謝するくらいなら、最初から言わなければいい。

 この度の『アルツハイマーでも分かる』発言はいただけない。アルツハイマー病に苦しむ人や家族の心情を逆なでし、蔑視した差別発言であり、不見識の謗りを免れない。すみませんでしたで済まされる話ではない。

 麻生氏はこれまでにも様々な失言歴がある。ユーモアと放言癖の人・吉田元首相の孫だけに、血筋は争えないということかも知れないが、政治家としての資質を疑問視する人もいるのは確か。政界では次期総理候補の一人と目されているようだが、今回の件をとっても、とんでもない話だと考えるのは私ひとりだろうか?