
駄作ながらメンコ、風車、手裏剣、星、着物、鶴
只今かみさんは「折り紙」に御執心で、暇さえあればせっせと折っています。7月2日のNHK教育テレビ「おしゃれ工房」で放送された<おりがみで七夕飾り>をたまたま観たのがきっかけで、おさな心を呼び戻されたようです。
早速にテキストを買って来て色々と挑戦し、嫁や孫達とも一緒に取り組んでいます。先日、還暦を迎えたからという訳でもないのでしょうが、その姿はまるで「子供に還った」ようです。
誰しも子供の頃には経験があり、「折り紙の本」の1冊や2冊はお持ちではないでしょうか。いくつになっても楽しいものです。たった1枚の紙から、無限の造形を生み出す折り紙は、日本が世界に誇る文化のひとつです。
「脳トレブーム」の火付け役・脳力トレーナーの川島隆太さんは、『折り紙を折る行為が、「脳の前頭前野を活性化させる」という事実がわかってきました。実は、この前頭前野を活性化させることによって、身体の筋肉を鍛えるのと同じように、いくつになっても元気な脳を保ち、さらに成長させることが期待できるのです。』と折り紙の効用を語っておられます。
折り紙を楽しむことで、脳は元気になるそうです。
一昨日、小欄「老いるショック第二弾」でも書いたばかりですが、近年とみに頭の老化現象を覚えるようになりました。
「この忙しい最中、悠長に折り紙なんぞ…」と仰らず、時には心静かに、折り紙は如何ですか。「ストップ・ザ・老化」のためにも。
【参考サイト】
・大人の折り紙
・ウィキペディア「折り紙」