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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

落雷の怖さ

2007-07-03 09:33:21 | 気象・気候
 昨日、ブログご近所のこんちゃんの妹さん宅が落雷被害に遭った。ご商売をなさっておられ、商店の方の被害は甚大のようだ。お見舞いを申し上げます。
 災難は重なるもので、こんちゃんご自身宅も数年前に落雷したそうで、「家電殆ど、扇風機以外はおしゃかでしたが、次男の天井裏だけが焦げていて火事にならず良かった」と述懐しておられる。

 落雷といえば、子どもの頃、隣家の落雷に遭遇した。耳を劈くような「ド~ン」の雷鳴とともに閃光が走った。大きな火の玉が屋根の端から端へ転がる。幸いにも火災には至らなかったが、白壁に残る深い亀裂が凄まじさを物語っていた。
 大の雷嫌い祖母は「まるで岡山空襲の焼夷弾!」と、体を震わせながら絶句した。何故だか「雷避け?の蚊帳」にも入らず、縁側で眺めていた。かれこれ半世紀前のおぞましくも恐ろしい体験である。

 我が家でも10年ほど前に、近所の電信柱へ落雷したことがある。それが原因で電話器(ホームテレホン)の本体が壊れ、不通となった。(昨年は義父宅のすぐ近所へ落雷、周囲何軒かテレビがダメになった。)
 当時はインターネットにターミナルアダプターを使用しており、それがブレーカー代わり(避雷針)となってパソコンは一命を取り留めた。
 以来、これを教訓にしてテレビ、パソコン、無線機の周りには《雷対応手順7項目》を貼り付け、「電源コンセントとアンテナケーブルはずし」を励行している。テレビはCATVなのだが、無線機アンテナを一際高く上げているため。

 落雷による被害はよく見聞する。金銭や物的被害ならまだしも、一歩間違えば人命をも失いかねない。ゴルフプレー中にスパイクシューズに落雷を受け、大火傷をした知人がいる。

 自然の猛威だけは、一度暴れだすと手の施しようがなく怖い。これを逆手にとり、巨大エネルギーを蓄積して再活用する方法はないものか。開発すれば間違いなくノーベル賞ものだ。