我が家のピラミッド写真

　エンディングノートの準備に取り掛かった弟の要請で、うちのアルバムから弟の幼少の写真を数枚スキャンしました。

　弟は学生時代に隣家火災のもらい火ですべての家財を失いました。その中には貴重なアルバムを始め、小生が大切にしていたギターまでありました。

　57年前の世相が見事に写し込まれた懐かしい一枚を見つけました。家族が囲むオート三輪の傍らには高いテレビの鉄塔が写っています。同居していた叔父が「嫁は要らんから、代わりに買わせてくれ」と言って村で一番に我が家に輿入れしたテレビでした。これが我が家のピラミッド写真ですが、頂点に立つのは小生でした。（お断り：facebookに同文掲載）

オープンスクールでマグロ解体

　和食料理人を目指す孫娘は、オープンスクールでメバチマグロ（40kg）の解体をご披露しました。おろしたばかりの刺し身は、その場で訪れた中学生や保護者たちに振る舞われ、一同感嘆の声を上げながら賞味。併せて、会場には事前に捌いたマグロを使った丼が用意されており、こちらにも長蛇の列が並んでいました。（お断り：facebookに同文掲載）

駄言

　数年前のギターコンサートの幕間でのこと、調弦をしている横合いから、「（客席からは汚れがよく目に付くから）ギターもよく拭いていたらいいよ」とアドバイスをしてくださった方がいます。
　よかれと思ってのひとことだったのでしょうが、自他？共に認める綺麗好きの小生にとっては思いがけないことで、未だに耳に残っており、愛器の手入れをする度に苦々しく思い出します。（お断り：facebookに同文掲載）

ピンチ脱出

　なんらあらがうことなく自然体のままでいて、長く立ち込めていた暗雲が晴れてきました。
　それにつけても『この世で起きたことは、この世でおさまる』が、親父の口癖でしたが、仕事で窮地に陥ったり、難局に立った時に、幾度この言葉に励まされ、乗り切ってきたことか。（お断り：facebookに同文掲載）

正解は“ピカソ”

　小学校５年生の孫娘が「英語の問題、何でもいいから出して」と言うから、つい悪乗りして「一番長い名前は？」と出題しました。
　当方の不真面目な質問に「ピカソ」と即答するから、「もっと長い名があるよ。正解は“SMIILS”でした」とタネを明かしたら、「冗談はやめて本気で答えて！正しくは“ピカソ”だよ」と逆襲に遭いました。
　ピカソのフルネームは“パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ”と言い、本人でさえも長くて言えなかったんだよと、負うた孫娘に教えられると言うお粗末の一席。（お断り：facebookに同文掲載）


日本版長い名前“じゅげむ”を染め抜いた手拭