てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ピオーネの袋がけ

2024-06-30 20:08:54 | 農事

梅雨の真っ只中にあって「ピオーネは雨で裂果しやすい」という言葉が脳裏をよぎり、房の最終チェックをしながら、値する37房だけ袋がけした。

併せてぶどう棚の下から自然発芽した実生3年生の、今季初生りの3房も。
さて、どんな新顔が出現するか興味津々。

試しに植えた瀬戸ジャイアンツは、4年生にして初めて数花をつけたが、ジベレリン処理するも殆ど落果し、袋がけしたのは2房のみ。
小粒で房形も無残。やはり温室栽培でないと露地植えでは無理なのかな?
来年に課題を残した。

※ぶどうに果実袋をかける目的は、病気、害虫、鳥、風雨から果実を保護し、果実に直接農薬がかからないようにするため。また袋がけを行うことで日焼けから大切なぶどうを守る。


袋がけしたのは全部で45房


あえて袋がけしない規格外ピオーネ


小さいながらも成長遂げる「小玉スイカ・紅こだま」


日毎に大きさを増すマクワウリ「金太郎」


試し植えの中玉トマト「フルティカ」は大正解


実生8年目にして初めて結実した土佐ブンタン

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来年6月より安全装置搭載義務化

2024-06-30 17:13:38 | ビジネスと社会

先に、『岡山市では、相次ぐ高齢者ドライバーの「踏み間違い事故」を減らそうと、車に取り付ける「急発進抑制装置」の購入者を対象にした補助金を設ける『と発表があった。
要項はこちら


よもや小生に限っては、その必要はなかろうとスルーしていた。
ところが今朝30日付の山陽新聞報道によれば『国土交通省は28日、アクセルをブレーキと踏み間違えて起こる事故を防ぐため、安全装置の搭載を義務付けると発表した』そうだ。

これを受けて週明けにでも岡山市役所へ出向き、自動車急発進抑制装置整備費補助金の申請をすることとした。
申請期間は2024年6月3日から12月27日までで、予算の上限に達し次第終了するそう。

2024年6月30日付山陽新聞より

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米作り八十八苦

2024-06-30 10:20:16 | 農事

29日に米作りの上でのメーンイベントとなる田植えをひとまず終えた。
ここまでが気苦労の連続で中々骨が折れる日々だった。

26日に代掻きをやって貰った時点で、田圃の水量が少ないことを指摘された。
大雨予報を想定して控えていたのだが、急遽夕刻から1時間ばかり水を取り込んだ。
ところが樋を下ろすタイミングをわずか失したばかりに、今度は入れ過ぎとなった。

そんなこんなで迎えた29日の田植え当日、「(水量は)どうにかすれすれセーフ」とのサインのもと、新鋭田植え機であっという間に終えた。

一昨年の田植えと比べて今年の田植えは明らかに水量が多く、植付けにご苦労された様子が窺える。

どうにか田植えは終えたものの、来週は雨マークが続き、行方が気になるところ。
最悪浮き苗や水没の危機が差し迫った場合は、水を抜かねばならず、そうなるとこれまでの施肥と除草剤散布の効果半減を招く。

米作りの“米”の文字には、八十八の苦労があるとか、八十八の作業工程があるとか聞かされている。
とりわけ「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業であると痛感。

田植えを終えてから、美味しい米を口にするまでには、日々の水管理を中心にして、稗(ひえ)抜き、土用干し(中干し)、害虫防除、更には台風など自然災害など数々の苦労を避けては通れない。

早速にアイガモが助っ人に飛来

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酪農事始め

2024-06-28 15:32:36 | 農事

雑事、特に農事に取り紛れ、ブログは「瓶牛乳は美味しい!!」で止まったまま。
忙中閑あり。牛乳繋がりで、両親が酪農業を始めた頃のことなど思い返してみた。

酪農関係のデータは当時中学2年生だった小生の日記が唯一の頼りで、写真に至っては下の三葉が残るのみ。
1961年7月、親せきから求めた三頭の乳牛からスタートし、更にもう一頭追加。
同年8月には姫路・明石まで買い付けに。
翌1962年1月にはもう一頭(14万円)増え、計6頭に。
隣地を買い足して牛舎を建て、搾乳器を購入するなど順調に事業を拡大して行った。
搾った牛乳は、町内の方々に定期飲用して頂いたが、ほとんどは集配に出した。
オスが生まれたら残念ながら子牛の時に売る。2,500円から5,000円で売れたとある。

さて、「牛乳はあまり好きでない」とか「飲めない」という方を、時にお聞きするが、それこそ若い頃から“本物の”生乳を飲みつけている身には、市販の牛乳など水っぽくて物足りなく、それこそ「飲めない」。


先般スーパーの店頭で、地元の某乳業がデモンストレーションをやっており試飲したところ、まさしく60数年前に口にしていた搾りたての生乳なので感動した。
同社にお尋ねしたところ『おいしさ濃縮製法(バターや生クリームを一切使用せず、低温状態10℃以下で水分だけを取りのぞく製法)により乳本来の風味を大切に、生乳をギュッと濃縮しました』との説明に納得した。

 

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瓶牛乳は美味しい!!

2024-06-19 09:42:18 | グルメと料理

諸般の情勢により、いま市場から瓶入り牛乳が姿を消しつつあり、まさに瓶牛乳存続の危機が迫っている。
ならば今のうちにと瓶牛乳を探し求めて数店のスーパーをハシゴして2本だけ確保した。
その瓶牛乳と、紙パック牛乳を瓶に詰め替えたものとを飲み比べてみた。
あら、不思議!!
目隠しして比較すると、区別がつかず、どちらも同じように“美味しく”感じる。

これは単なる気分や雰囲気の問題であって、ある種の錯覚か!と疑いつつググってみた。
『ガラスが炭酸の抜けにくい材質であることと、口当たりがよいこと。 また、ガラスは無味無臭であるため、飲み物本来の風味を味わうことができる』という記述に当たった。

更に実はこれには科学的な根拠があるとの研究発表がなされた。
『米ノースカロライナ州立大学(NCSU)の研究チームは、牛乳の鮮度や風味を保つのに最も最適な容器はガラス瓶であるとの論文を発表。反対に、紙パックは冷蔵庫の中の匂いが移りやすかったり、紙パックから揮発性化合物が浸透して、風味や鮮度が落ちやすかった』との報告である。
※研究の詳細は、2022年11月7日付で科学雑誌『Journal of Dairy Science』に掲載


まだ眉唾ものと思われる方、一度お試しくだされ。
まさに「目からウロコ」請け合いです。

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