落水を受けて収穫間近

9月末を以て田んぼの水を落とす（落水）のに先駆け、昨日今季最後の畦草刈を済ませた。
水を抜いて、この後稲を乾かすことにより登熟（とうじゅく）を完了させる。
土を乾かすことにより、コンバインを使いやすいように、稲刈りの準備に入る。
わが早生ヒノヒカリは十分に登熟し、JAライスセンターへの持ち込み指定日の10月12日を待つのみ。
稀有の猛暑続きだっただけに「高温登熟障害」が危惧されるところ。
籾(もみ)が熟れ具合が気になっていたが、今朝確認したところちゃんと実が入っており、先ずはひと安堵。
ただ稲刈りを済ませ、乾燥と脱穀を見届けるまで何とも言えない。
吉と出るか凶と出るか、それは神のみぞ知るところ。

備前国庁跡の曼殊沙華

稀有な猛暑続きだった今夏の影響からか、全国的に曼殊沙華の開花時期がいつもより遅いそう。
わが庭の律儀な曼殊沙華でさえ、センサーが狂ってしまったか大きく出遅れている。
ところが偶々通りがかった、近くの備前国庁跡は曼殊沙華の隠れた穴場となっていた。
ピークアウト感はあるものの『盛り過ぎ　色は褪せねど　曼殊沙華（読み人知らず）』と言ったところかな。

灼熱地獄の鳥取砂丘

三連休のなか日（17日）、6年ぶりに鳥取砂丘を訪ねた。
9月も後半だというのに最高気温は予報通り35度越の記録的猛暑日。
灼熱地獄の中で「馬の背」を攻める勇気も、気力もなく遠望しただけ。
乾燥続きで「馬の背」手前に広がる「オアシス」の面積もかなり狭くなっている。
ちなみに53年前の写真と比べて、アングルが違うし目の錯覚もあるが、砂丘の馬の背が若干低くなったようで、隔世の感がある。

今回の鳥取行のお目当ては、一義的に旬の二十世紀梨にあった。
6年前と同様、亡き義弟がご贔屓にしていた「錦園」をお訪ねした。
今年86歳になられるご主人は特養に入所、代わって娘さんが店を切り盛りしておられた。

鳥取への道中、蒜山高原の道の駅に立ち寄り、第二のお目当ての大根、栗、おこわなどを求めた。
近くの塩釜冷泉では、望み通りに湧水をゲット。同冷泉は名水百選に認定されており、この水のことを｢神様の甘い水｣と表現する人もあり、口に含むとクリアな味の中に甘みを感じる水だそう。

俄かに思い立ち朝8時20分に出発、午後7時前には帰宅という、“中国（地方）縦断の弾丸ドライブ”だった。全走行400㎞。






塩釜冷泉

隈研吾建築「風の葉」

1970年ごろの砂丘の雄姿

自然が織りなす不思議な造形美「風紋」

朝陽を受けて

昨年まではこのシーズン、早朝ウオーキングが日課だったが、今年は体調に鑑みて中止。
田圃の見回りとイチヂクの朝採りが、それにとって代わっている。
今朝の日の出直後（午前6時前）のワンショット。
少し首を垂れた稲穂は朝露をやどし、朝暘を受けて天然パールのように輝いている。
どうしても手が届かぬイチヂクは鳥たちのエサに残して引き上げた。
天気予報では日中の最高気温33度と予想され、今日も暑くなりそう。
みなさん、どうか熱中症にご用心あれ！

再びのイチヂクパウンドケーキ

昨夕のこと、RSKの番組「笑味ちゃん天気予報」の中で、「栄養満点料理イチジクの米粉カップケーキ」を紹介していた。
どうやら菓子作りの悪い虫が起きたようだ。
夕食を終えるや否や、家内のサポートを得て早速に作った。
ちょうど1年前に焼いたイチヂクパウンドケーキには及ばずとも、自分ながら納得のいく焼き上がり。
このところの血糖値はまずまずながらも、そちら気遣って皿に立たないほどの薄さで味見した。
御預けを食らった犬のようで、返すがえすも残念！！