てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

連荘カレー

2007-06-26 18:41:36 | グルメと料理
 山陽新聞の読者のページに随時掲載になる「おじさん図鑑」(筆者はエッセイストの飛鳥圭介さん)と、「おばさん事典」(筆者は作家の小川由里さん)がある。
 ともにわが団塊世代の声を代弁してくださっているので、わが意を得たりとほくそ笑んだり、相槌を打ちながらいつも楽しみに拝読している。

 24日付のおじさん図鑑では、<家で作るカレーが一番>と題して、カレー大好きなおじさんが『昔は母の、今は妻の作るカレーこそ、「食べたい夕食」のベスト1なのだった。』と心情を吐露する。
 そして朝出がけに、奥さんから「夕食メニューはカレー」と申し渡されていたので、仕事がハネてからの付き合い酒の頃合を見計らって「悪いね、今日、オレんちカレーだから、お先に失礼するよ」と正直に言う。
 『かくしてカレーは平和と健康の基となるのだった。』と、カレー効果に納得する。

 これに触発され「そろそろカレーが食べたいな」と思っていた矢先に、ブログご近所さん「家猫スージーの漂流記」からのカレーの香りがトドメとなり、我が家でもカレーをリクエストした。

 小生は朝食がカレーでもOK。しかも前夜に続いて“連荘カレー”するほどのカレー大好き人間である。そしておじさん図鑑に書かれてあるように、『専門店で食べる本格的カレーではなく、家で作るカレー』が一番だと思う。
 ちなみにビーフカレーで、ルーは「グ○コ」オンリー。
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中井川のアイドル

2007-06-25 09:44:17 | 暮らしと生活
 
子ガモたちと 見守る母ガモ

親ガモに遅れじと必死に続く子ガモたち


 このところ全国ニュースでは東京・大手町の三井物産本社のカルガモ一家、地域版では倉敷チボリ公園に住みついているカルガモ親子がよく紹介される。
 
 小欄「2007/5/12 二鳥両全」でご紹介した中井川に住みついたアイガモのカップルに、5羽のヒナが孵り賑やかファミリーとなり喜ばしい限りだ。
 写真を撮ろうとすると、母ガモが身体を張って子ガモを守るかのようにも見受けられる。親ガモにぴったりと寄り添って泳ぐ姿は愛らしく、思わずこちらのほおが緩む。

 今やすっかり中井川のアイドルである。子どもから大人まで歓声を上げて、眺めたり相手をしたりと、連日の“カモウオッチング”で賑わう。人だけでなく散歩中の犬までもが関心を示し、立ち止って動こうとしない。

 鬱陶しい梅雨空を跳ね返すほどの、微笑ましく心和む光景の展開されることを望むところ。


庭の紫陽花

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美味しい米づくり

2007-06-24 22:30:04 | 農事
 農家組合における配水協議を受けて、今日から町内を流れる中井川支流用水へ配水が始まった。折からの雨と併せて、水田を潤し一面に美しい青田が広がっている。

 小欄「2006/7/8 水見半作」でも触れたが、7月1日から9月いっぱいまでの3カ月間、農家が交代で用水上流の樋門管理にあたる。「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。
 土用干し(中干し)の期間をのぞき、特に穂が成長して実をつける7月中旬から8月下旬にかけて一番多くの水を必要とする。

 香川県では深刻化する渇水解消策がニュースで報じられている。観音寺市・豊稔池堰堤前では「雨ごい踊り」が。また高松市の民家では「渇水対策で井戸を清掃中の父子が、硫化水素中毒で死亡」の悲報も。

 幸いなことに、わが岡山県には西から高梁川、旭川、吉井川の三大河川が流れており水の心配はない。この豊かな水の恩恵を受けて、古代より穀倉地帯が広がっている。
 もともと当地区は農村地帯であるが、現在町内では専業農家は1軒だけ、あと20軒足らずは兼業農家が米づくりに精励している。

 田植えを終えてから、美味しい米を口にするまでには、冒頭の“水管理”を中心にして、稗(ひえ)抜き、土用干し(中干し)、害虫防除、更には台風など自然災害など数々の苦労を避けては通れない。
 『米』の文字の通り、八十八の苦労があるとか、八十八の作業工程があるとかいわれる所以はここいらにある。
 最後に忘れてならないのは太陽の恵みと、作る人(農家)がわが子を育てる如くに注ぐ愛情であろうか。
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男のロマン

2007-06-23 13:11:55 | ホビー
 Honey Beeをご存知だろうか?
 いえいえ、J-POPのガールズ・バンドの名前ではありません。

 株式会社シー・シー・ピーが販売している世界最小のインドア用ラジコンヘリコプターのことです。

 今年の春、我が家へ孫が来訪した時のために玩具として求めたもの。玩具といえども、上昇・下降・旋回と本物そっくりのリアルな動きが楽しめます。(実際の動きは、上記同社HPのプロモーションビデオをご覧ください。)
 そして室内(8畳もあれば十分)だから天候に左右されないし、安全に遊べるので安心です。

 取扱い説明書には「対象年齢は15歳以上」となっているが何のことはありません。ゲーム馴れしている今日日の子どものこと故、何も教えなくても8歳の孫をして、難なく操縦して見せてくれます。仕舞いには傍らの親が夢中になって遊ぶ始末です。

 わが長男はラジコンカーにお熱で、もう幾つも組み立て、河原での操縦に余念がありません。親から見れば「年甲斐もなく」と苦笑していたのですが、このHoney Beeの一件で自分の遠き昔を思い出しました。
 小生も小学生のころ、校庭でラジコン飛行機を飛ばすおじさんの姿に憧れ、「いずれ大きくなって、稼ぐようになったら自分も」と畏敬の念すら抱いたものです。あのラジコン飛行機の燃料の独特の匂いが鼻に残っています。

 ふと気付けば、「こういった玩具は子供のもの」というのは既に過去の話で、少子化が進む昨今、大人向けの凝ったアイテムが多数販売されているようです。
 大空を羽ばたくのは「男のロマン」。孫のためにといいながら、実は自身の羨望の気持ちが宿っていたようです。


ラジコンヘリ「Honey Bee」
※標準小売価格5,229円(実勢価格4,000円前後)
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農業後継

2007-06-21 06:35:41 | 農事
 20日(水)田圃に除草剤散布
 21日(木)畦草刈り
 と百姓仕事に、かみさんと二人で汗を流しました。わずか20㌃ほどの田圃の管理なのですが、合間にはジャガイモ・枇杷・赤紫蘇の収穫、畑の草取り、アパートの管理と雑事がいっぱいです。

 それにしても時節柄、日中の農作業は重労働です。力仕事が骨身にこたえるようになり、自分ではまだまだ若い積もりでいてもめっきり歳を感じます。両親は勤めをしながら“二足の草鞋”でよくやって来たなと、今更ながら感心します。(私達夫婦は30数年来手伝っては来たが…。)
 果たして、倅の代になって無事後を継いでやってくれるのかと不安が心を過ぎり、かみさんとしみじみ話しました。

 労働の後、風呂へ入ると一日の疲れがどっと出て、日課のブログ更新もままなりません。
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