このところぐずついた天気が続くが、珍しく24日は朝から快晴。
日本のウユニ塩湖・父母ヶ浜(香川県)へ、インスタ映えする写真を撮りに行こうと固く誓って家を出た。
瀬戸大橋を渡る頃になると忽ちに雲が垂れ込めて来た。
とても絵のような夕景は撮れそうにないので、急遽金毘羅山に行き先変更。
ところがそれも能がないので「高知で皿鉢料理を食べよう!」とあっさり三度の予定変更。
『予定は未定にして、決定に非ず、しばしば変更することあり』とはこのこと。
高知に着いたのが丁度昼時。
皿鉢料理を目指していたはずが、てっとり早く「ひろめ市場」へ直行。
界隈では日曜市が開かれ軒を連ね大勢の客でごった返すが、今日は土曜日なので静か。
それでも店内は3連休の中日とあって席取りもままならぬ状態。
お目当ての品を買い求めて腹ごしらえ。
高知城は何度も拝見しているので車窓から写真に収めただけ。
先を急ぐので桂浜の竜馬像との対面も割愛。
四国へ赴くとどうしても松山は素通りできない。
加えて高知高速道下りの19本という多くて、長いトンネルを引き返す(上りは22本)ことが鬱陶しいという気持ちが後押しし、地道R33経由で松山入りした。
旅先での楽しみの内「食」が占める割合は「5割以上」という統計があるが、
高知に続いて松山でもどうしても食い気が先行し、かつれつ亭へ直行した。
フワッ、サクッとしたアツアツの衣に包まれた、霧島黒豚特有の、さっぱりして柔らかいトンカツを賞味した。
PayPay精算時に、とても美味しかったと礼を述べ、当店を知ったきっかけや3度目の訪店であることを告げると、マスターご夫妻からも大層喜ばれ、遥々岡山から来た甲斐があるというもの。
近年松山へ来ながらも、なかなか道後温泉で寛ぐ機会がなかったので、今回こそはと駆け付けた。
道後温泉本館は保存修理中のため、人数制限をしており、別館「椿の湯」を案内された。
同温泉は、道後温泉本館と同じく無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯で、久しぶりに温泉気分を味わい、松山を後にし帰途に就いた。
朝9時半に家を出て、帰着は午後11時。全走行距離は520㎞。歩数は13,880歩。
※長距離を単独運転し、神経をすり減らしたであろうに、昨夜の睡眠時間は短くとも、睡眠効率は98%と近年稀な数値だった。