我が家の老鳥の方のセキセイインコは、8歳7か月。
昨年の初冬、突然体調を崩して慌てて動物病院へ連れて行きました。
レントゲンの結果、腸内に菌が増殖しているらしく、消化もできず排泄もできない。当然餌もほとんど受け付けない状態。その上、腸の外側に丸い大きな腫瘍?ができているとのこと。
「もう高齢だし、数日が山場かもしれません」と先生の診断。…(T.T)
いただいた薬は2種類。慎重なセキセイインコは、薬を飲ませるのもひと苦労でした。
ところが、数日後少しずつ持ち直してくれて、年明けにはすっかり元気に。
何回かの診療を受け、先生も奇跡的な?快復力にびっくり。再度、レントゲンを撮ることに。
なんと腸内の細菌はきれいに消えたばかりか、手強い腫瘍さえも不思議なことになくなっていたのです。
生命力の強さに先生も、もちろん私も「すごい!」としか言えませんでした。
体重は、47gから一気に36gまで落ちてしまいましたが(この時点で落鳥することが多い)、食欲も復活して、あっという間に40gまで。そしてもとの47gに。さらにその後も増え続け50gの大台に。
すると先生曰く、
「元気になったのはよかったけど、いくらなんでも太りすぎ。体重オーバーですね。脂肪も多いです。
…人間で言えば、85歳の男性・100㎏超という感じですよ。高齢ともなれば心臓に負担もかかります」と。
なるべく脂質少なめ、糖分控えめのシードや青菜を与えるようにと言われました。
一応、老鳥用のバランス良く配合されたシードを与えてますが、自分好みの「脂質高め、糖分多めのシード」を見事に選り分けて食べてます。(^^;)
ちなみに、もう一羽の若鳥は32g、身軽です。
こちらには若鳥用の配合されたシードを与えてますが、どちらかといえば「淡泊な味のシード」を選んで食べてます。もう少しだけ体重増えてほしいのですが。
人の個々の食習慣にも似ているようで面白いです。
どうか元気で長生きしてね。
