てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

辛抱のしどころ

2010-08-31 18:45:00 | 気象・気候
 昨日は夕方から珍しい雷雨。12日の少雨以来、18日ぶりの慈雨となった。先月末から続いた熱帯夜の観測史上最長記録は連続31日間で途切れ、お陰で久し振りに寝苦しい夜と日課の水遣りからも解放された。

 一夜明けて、今日は暑さがぶり返し日中の最高気温は35度前後の蒸し暑い一日となった。まだまだ厳しい残暑が続き、もう少しの辛抱のようだ。

 この夏を象徴するかのような夏休み最終日を迎えた。明日からは9月、本格的な秋の訪れが待望されるところだが、早くもサンマの不漁だとか、リンゴなど果物が不作のニュースも聞かれ、猛暑の煽りは尚も続く。
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クレッシェンドの生き方

2010-08-30 10:29:00 | 暮らしと生活
 最近のギターレッスンで先生から、一に「フォーム」、二に「運指」、三に「曲奏(曲内容)」との指摘を受けた。

 曲奏で強弱を表すものとして、クレッシェンド=<(だんだん強く)、デクレッシェンド=>=ディミヌエンド(だんだん弱く)、アッチェレランド(だんだん速く)、リタルダンド(だんだんゆっくり)がある。他にもpp、p、mp、mf、f、ff、fpなど強弱を表す記号があるのだが、今は楽譜を追うのが精一杯で、曲奏まで気(指)が回らずおざなりになっているようだ。

 特に私の奏法の悪い癖で、デクレッシェンドで終わるところを、逆行してクレッシェンドで弾き終わるから始末が悪い。
 指示通りに指腹を使って、しかも弦を引っ張り上げるのではなく、包み込むように弱く弾くと曲奏が全く変わって、別の曲に聴こえてくるから不思議だ。

 話は逸れるが、日野原重明さんは、「クレッシェンドの生き方」を勧めておられる。
 曰く「老人になったらデクレッシェンドしてフェードアウトと考えてはいけません。精いっぱいクレッシェンドして、終わりよければすべてよし。そういう生き方がいいでしょう。人間はたとえ疾患を持っていても、心が病んでいなければ病人ではないんです。気が重かったり、心が晴れなかったりしたときは、大股でさっさと歩いてご覧なさい。そうすると姿勢がよくなって、少なくとも歩いている間は、心配ごとや悩みを忘れます。気分が変わります。僕は何度も試したからわかるんです」(朝日新聞2000年11月22日)

 私のギター奏法の悪い癖も、こと生き方に限っていえば理に適っているようだ。
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ロビーコンサート(鑑賞無料)

2010-08-29 14:55:00 | 舞台、ライブ
 ホテルオークラ岡山(岡山市中区門田本町)を経営する岡山国際ホテルは23日、岡山地裁に民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた。

 岡山国際ホテルは「迎賓館機能を持つ高級ホテルを」と岡山県、岡山市、地元財界などが出資し、1971(昭和46)年に設立、73年に開業。天皇をはじめとする皇族が宿泊されたり、阪神タイガースが倉敷マスカットスタジアムで秋季キャンプを行うときの宿泊ホテルとして、岡山では有名なホテルだけに経営再建を切望する。

 同ホテルの常設イベントとして注目しているものに「ロビーコンサート」(毎月第3金曜日開催=鑑賞無料)がある。回を重ね、来る9月17日には第26回目を迎える。“秋夜に響くギターの調べ”と銘打って、高橋扶己氏が出演の予定である。是非とも鑑賞させて頂きたいと今から楽しみにしている。
 第10回目にあたる昨年4月には“春を奏でるギターソロ”と題して、新堀ギター音楽院の中谷貞夫先生が出演され拝聴した。

 お近くで、ギターに関心がおありの方、是非ともお誘い合わせの上で参加されてみては如何でしょう。

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ひと夏の思い出

2010-08-28 23:26:00 | ファミリー
 過日、胃と胆嚢の全摘手術を受けた長男の岳父を、孫二人を伴って見舞った。中学1年の孫娘は、この度の思いも掛けないハプニングに小さな心を痛めた。そのことを夏休みの宿題として作文に認めて、じいちゃんへの励ましの言葉に代えた。

 術後1週間でチューブが外れ、抜糸も済み、今日から普通食。スタスタと自力で歩けるまでに回復。病理検査の結果も転移は認められず、後は時間が薬という。危うい所で命拾いした身、これを機にあれほど好きだったタバコも酒も断つという。災いを転じて福となすとはこのことか。身体に障ってはと気にしながらも小1時間が過ぎ、早々に退散した。

 帰路は、こんぴらさん(金刀比羅宮)へお礼参りをした。そもそもは海上交通の守り神として有名であるが、その他には五穀豊穰、大漁祈願、商売繁盛など様々なご利益があるといわれている。
 こんぴらさん参道口から御本宮まで785段、奥社までとなると1,368段もの石段がある。当初は登り口下からの礼拝で済ませるつもりが、孫たちは「どうしても登る」と言い放つとそそくさと先に行く。けなげな気持ちにほだされ、遅れて後に続いたがすぐに見失った。同行は途中で断念し、孫たちが折り返して降りて来るのを待って合流した。

 汗みずくでどうにか参拝を終えてから、坂出の町を車で流した。父(長男)の転勤に伴い、3年前まで3年半を過ごした孫たちの思い出の地である。
 彼等が行付けのハンバーグレストランWellingtonで夕食をとった。一同当店の味に大満足し、終わり良ければすべて良しの日帰り讃岐旅となった。長かった夏休みも間もなくピリオドを打つ。

※<(先般)中東のホルムズ海峡で船体を損傷した商船三井の大型タンカー「M・STAR」が、積み荷の原油陸揚げのため坂出市の製油所に到着>との記事を、今朝の朝刊でチェックしていた。果たせる哉、行きがけの瀬戸大橋の上から「M・STAR」の姿を確認することが出来た。


瀬戸大橋の上から「M・STAR」を確認

こんぴらさん参道から望む琴平の町

ハンバーグレストランWellington
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出番待ち

2010-08-27 15:49:00 | 暮らしと生活
 7月17日の遅ればせの梅雨明け以降、殆どまとまった雨もなく、8月25日までの降水量は平年の1~3割程度と記録的な少雨となっている。今後もまとまった雨は、しばらく期待できないそうだ。

 と言う訳で、我が家のアマガエル君、出番なく所在なさ気にじっと身を屈めて暑さを凌いでいる。
 先日、家の門柱の隙間に保護色で身を隠した一匹のアマガエルに気付いていた。翌日改めて確認すると、やっと30㎝ほど移動していた。

 アマガエルは、保護色が出来る生物であることは承知していたが、体の色を緑~灰色まで変化させることが出来る、しかも20分くらいで変身出来ると言うことを初めて知った。
 色の変化は、まわりの環境、温度、湿度、明るさなどに応じてホルモンを分泌し皮膚の色素細胞を拡張・伸縮させることで起こるのだそうだ。

 ケロヨンの愛称が示すように、愛らしい印象を抱くカエルだが、実はアマガエルの体表から分泌される粘液には毒があると言われている。アマガエルを触った手で目や傷口に触れないように気を付けなければならない。

 本日付の山陽新聞に面白い記事が載っていた。カエルの姿をしたパペット(操り人形)型の電子楽器「ケロミン」の演奏仲間を募っている。ケロミンは東京の業者が2008年8月に発売、雑誌やテレビなどで取り上げられ、インターネットの動画投稿サイトに登場したり、会員制交流サイト(SNS)でも話題になり、各地で演奏グループも誕生していると言う。こちらのケロミンは、既に出番があるようだ。

<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=861590-1282892864-479-317"></script>
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門柱の白に同化したアマガエル   変色前のアマガエル         

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