手前が八朔、奥に文旦、一番大きいのが晩白柚
先日我が畑の文旦と伊予柑が盗難に遭ったことを、何処かで見透かされていたのかと思われるほどのナイスタイミングで、例によってU住の奥さん(家内の大の親友)が柑橘類あれこれと野菜をどっさり届けてくださった。なかでも晩白柚(ばんぺいゆ=別名ザボン)に至っては昨年11個も実をつけたが、今年は6個しか生っていないうちの貴重な1個を頂いた。
「月夜半分闇夜半分」の言葉どおり、世の中良いときも有れば悪いときもあるものだと思い直し、改めてU住さんのご好意を有難く頂戴した。
U住さんは、こうして自家製の四季折々の野菜や果物をしょっちゅう届けてくださる。共働きの忙しい合間に手がけられ、野菜作りの名人ぶりはお見事で脱帽している。
わが家も頂くばかりでは能がないので、野菜作りのポイントを教わって、少しは肖りたいと言い聞かせるのだが中々真似が出来ず、未だに米作りオンリー。
余談ながら、U住さんの旦那は私の幼馴染、お互いの息子も小学校から高校まで同級で大の仲良し、U住の母親は私の親父の初恋の人、と三代にわたる長~い付き合いである。
「この世で起きたことは、この世で治まる」が口癖だった親父は、泉下からどんな思いで見ているだろうか。