てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

新聞の読み方

2012-01-22 10:43:00 | ビジネスと社会
 現役のころ新聞は、仕事柄もあり出社して4~5紙に時間の許す限り目を通していた。自宅にあっては地方紙(地元郷土紙)と全国紙を併読、さらに専門紙を加えていた時期もあった。

 しかし、リタイア後は経済的な理由もあって、ここ数年は愛する地方紙オンリーにすっかり慣れ、それに何不自由なく(と勝手に)思い込み日々を送っていた。情報収集にあたって足らない所はネットでカバーしそれで十分だとも感じていた。
 
 ところが昨日、ある記事をチェックする必要に迫られ、即売で某全国紙を求めた。久し振りでもあるし、小さな記事までじっくりと時間を掛けて読み漁った。
 なるほどローカル情報に関しては、地方紙の方が充実しているが、絶対的な情報量となると、やはり全国紙に軍配を上げざるを得ない。

 偶々求めた全国紙が土曜日付で、本紙34頁に加えて別刷特集が2部(8頁と12頁)なのに比べて、当の地方紙は本紙30頁のみ。これでは全く勝負にならない。
 ただ、地方紙が圧倒的優位を誇る「折込チラシ」の多少と、「週間TV番組表」などのことも考慮に入れると一概には言えないが。

 いずれにしても、これらのことは比較して初めて分かること。危うく“井の中の蛙大海を知らず”に陥るところだった。これからは心して他紙と読み比べる必要性を痛感した。
コメント (2)
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