てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

カムバック!STV-SENOSAN

2012-01-11 11:43:00 | 健康と医学
 正月早々の2日、高校以来の※親友STV-SENOSANから穏やかならぬ電話を貰った。暮れに腹痛を訴え大阪医療センターへ緊急入院。心臓発作、糖尿病、脳底動脈瘤、脳梗塞などの持病に加え、肝臓に腫瘍がみつかった。3日に入院、手術に耐えうるかどうか諸々の検査を受けるという。
 去年の6月15日に電話がかかって以来半年ぶり。前回には「脳梗塞の疑いで6月末に検査入院する。従って、岡山行きは見合わせる。身体障害1級となってしまった。手術となれば可能性はフィフティフィフティ。」と、体の絶不調を訴えていたので、その身を案じていた。

 それを聞いて以来、居ても立っても居られない気持ちだったのだが、先方の都合も確かめぬまま、とうとう今日家内を伴って彼を見舞った。
 病院に到着し、病室を尋ねると2泊してひとまず退院したという。検査入院だったようだ。仕方なく彼のケータイに電話を入れ自宅へと向かった。渋滞に巻き込まれ予定より30分も遅れの現着で、寒風の中ステッキをついて身をこごめている待ち受ける姿を見つけ、却って申し訳ないことをしたという気持ちで一杯だった。

 病状の割りには頗る元気で、24日に胆嚢と肝臓の摘出手術を受け、順調にいけば2週間ほどで退院できる見通し。長居は禁物なので早々に御暇をするつもりでいたのだが、もう少しだけ居てくれと引き止められて一杯いっぱい話し、とうとう2時間弱も居座ることとなった。

 「若いころは家庭をも顧みず、命知らずに世界を駆け回った。今にして温かい家庭と友情の大切さを痛感している。人は何のために生き、誰のために生きるのかを真剣に問うている。この後は生きることに執着し、元気になればボランティアとして何でもやろうと思う。春には這ってでも岡山へ、おまえの“アルハンブラの思い出”を聴きに行く。」と、手術に臨む決意と現在の心境を吐露してくれた。

 車を運転して大阪日帰りは、さすがにこたえる年となった。不整脈に特有の動悸がするので脈をとると案の定乱れている。
 しかし、岐路に就いている最中にもお礼の電話が入り、パソコンへも重ねて丁重なお礼メールが届いており、疲れも一遍に吹き飛んだ。用心とお守りのために2、3日サンリズム(脈の乱れを整え不整脈を抑える薬)を服用するとしよう。
 
※親友 STV-SENOSAN については、後刻改めて別項で触れてみたい。

コメント (2)
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