幌加駅は廃止になった士幌線の終点・十勝三股駅一つ手前の駅でした。
糠平駅と十勝三股駅の間の中間駅ですね。
士幌線の糠平ー十勝三股間の廃止までの経緯は複雑なので割愛します。
国道沿いに「幌加除雪ステーション」がありますが、駅跡はそのすぐ南側になります。
開業は1939年、1978年に糠平ー十勝三股間の列車運転が休止され代行バスに転換、
1987年の士幌線全線廃止により廃駅となりました。
駅跡はホームと線路が残され、レプリカの駅名標が設置されています。
訪問時は雨だったのでホームまで行かず手前から写真を撮っています。
今は上士幌町のぬかびら源泉郷以北はほぼ無人、木材の運搬で賑わった当時の面影は全くありません。
最盛期には三股地区だけで1,200人も住んでいたそうで、幌加地区も木材の搬出で賑わっていたそうです。
ちなみに2020年の国勢調査では幌加と三股両地区合わせて住民は3世帯6名となっています。
私は士幌線は乗ったことがありませんが乗車する機会はありました。
帯広からは士幌線と広尾線が延びていましたが時間の関係でどちらかしか乗ることができなかった。
それで広尾線に乗ったわけですが、今思えば士幌線の方にしておけばよかったと今も思っています。
痛恨の選択ミスであった。
その上訪問した時は雨ときたもんだ。
とことん、縁がないことよ。
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