駅名に“名寄”とありますが、所在地は下川町です。
開業は名寄線(当時)が下川まで開通したと同時の1919年10月20日。
当時、ここがいかに栄えていたのかわかりますね。
駅の痕跡は何もありません。
国道沿いの「上名寄12線」の前に駅名板のレプリカがあります。
本来の駅は国道より少し入ったところにありました。
その場所に駅の痕跡は全くありません。
駅名板のレプリカだけがここに駅があったことを物語っています。
周辺は典型的な農村地帯、今では大正時代に駅ができたとは思えません。
わずかな痕跡は上名寄郵便局があることくらいか。
郵便局が現存していることこそが、ここがかつて栄えていた証なのですが。
駅名板のある場所は名士バス「上名寄12線」バス停の前、
「上名寄地区バス待合所」の小屋があります。
せめて私が高校生の頃に来ていれば、何かを感じることができただろうに…。
それが残念。
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