奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

合格電報

2011-02-22 04:59:45 | つらつら思ったこと

受験シーズン、ですね。
そしてこの時期は合格発表の時期。

今はネットで合否が瞬時に分かりますが、
私が現役だった昭和56年にはもちろんそんなものはありません。

合格発表は大学構内での掲示と、書面での通知のみ。

私は推薦でしたので合格発表は12月。
その結果は発表日がすぎて数日、家で合否の手紙が大学から届くのをじっと待っていました。

正式な合格発表は一般入試と同じ時期に行われた2月でしたが。

私は推薦だったので合否を家で待つなどとのんびりしていたものでしたが、
一般入試の合格発表はそういうわけにはいきません。

合格していなければ次を考えなければいけませんからね。

大学の近くに住んでいれば直接見に行けばいいのですが、
遠方に住んでいればそういうわけにはいかない。

そこで活躍したのが、「合格電報」。

自分の合否を電報で報せてもらうもの。
大学の部活やサークルの資金集めとして行われていました。

合格・不合格の文面は大学によって特色が…。

北海道大学の場合は…

合格の場合   エルムハマネク
不合格だと    ツガルカイキョウ ナミタカシ

のんびりした時代だった。
そんな「合格電報」も昭和50年後半までだったらしい。

そうか、私は「合格電報」を知る最後に近い世代なのだな。

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