奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

JR北海道、特急の乗車率

2016-04-15 05:32:01 | 鉄道
JR北海道は13日、「特急列車の老朽化・劣化の状況について」という文章を発表しました。
    → http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160413-1.pdf

その本文についてはここでは無視、私が注目したのは最後の文章です。

「方面別ご利用状況」

ここでは平成3年度と27年度の特急列車運行区間の輸送量が出ています。
それによると昨日も書いた通り函館や旭川方面も含め全方面利用者数が減っています。

減少率に濃淡はありますが、詳細な考察はここではしない。

その中に“効率”という項目がありますが、これは乗車率のこと。
各方面区間別に、各特急の27年度乗車率が公表されています。

乗車率が一番高いのが北斗系統・東室蘭ー苫小牧間の74%、
ついでSカムイ・札幌ー岩見沢間の64%となっています。

これはなかなかいい数字だ。

低い方ではオホーツク・北見―網走間の17%、ついで同・遠軽ー北見間の35%、
その他すずらん、Sとかち、オホーツクは全区間で50%以下となっています。

オホーツク・北見―網走間は1列車当たりの利用者数が約38人、バス1台分だ。
またSとかちが全区間50%以下とは意外でした。

これは難題だ。
このままでは早々に立ち行かなくなるのは明白ですね。

特急「サロベツ」や「オホーツク」沿線関係者はどん詰まりになる前に手を打たないと。

私としては、末端区間は普通列車が減便になったことですし、快速化してほしい。
そうすれば特急料金なしで誰でも利用できるようになるぞ。

無理に特急として残すよりその方が沿線利用者の利益になるのではないか?

その他、いいアイディアはないですか?
コメント
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