開拓記念館のある中央公園は新十津川町の歴史を彩ったさまざまなモニュメントがあります。
まず開拓記念館の横にある2階建のレンガ造りの建物。
ここは「農業記念館」になっており、
普段は閉鎖されていますが開拓記念館にお願いすれば開けてもらえます。
私はそのことを知らなくて外観を拝見しただけですが、機会があれば行ってみよう。
建物自体は「新十津川信用購買組合」の建物を復元したものだそうです。
その隣には新十津川町の町章(菱十)をのせた小さな蔵がありますが、
案内などはなくどのような建物なのかは不明。
町章があることから、町の建物であることは間違いないであろう。
また公園の片隅には「中央公園内史跡案内図」があります。
そこには「戸長役場跡」など5つの史跡がでていますが、
公園内にはこれ以外にもいろいろな碑やモニュメントがある。
この公園一帯は開拓時代、町の中心となる建物が集中していた場所なのですね。
まさに史跡公園なのですが、それは現地に行って初めてわかること。
私がもし新十津川町でなにか人を集めようとするならば、
この場所でイベントなり集客施設なりを作るでしょう。
それは昔、ここがそうだったから。
ちなみに開拓記念館の住所は「新十津川町中央1-1」。
住所からもわかるようにここは新十津川町の中心部だったのです。
この場所から離れたところで何かやろうとしても、
それはなかなか難しいことだと思われます。
歴史を無視して思いつきでどこかで何かをしようとしても、難しいよ。