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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

桜夢雫 緋色(2019) ~ボス アグリ ワイナリー~

2023-07-16 06:21:07 | 北海道の旅日記(道東)

 

北海道はワイナリーが増えましたね。

十勝ワインが創業したころは、北海道は寒冷すぎてワインなんぞ無理だろうという雰囲気でしたが、
温暖化のせいかどうかはわかりませんが今や各地にワイナリーがあります。

とはいえ、まさか、オホーツクにもワイナリーが出来るなんてねぇ…。
北見市内に2カ所も、そのどちらも緋牛内にあります。

最初に始めたのは黒毛和牛農家の未来ファームで2015年から作付けを開始、
2019年より「インフィールドワイナリー」としてワイン造りをスタートしています。

2020年から醸造を開始したのは「ボス アグリ ワイナリー」でブドウの栽培は2013年から始めています。

2018年まではベリーベリーファーム&仁木ワイナリーに、
2019年は「インフィールドワイナリー」に製造を委託していましたが、
2020年から免許を取得し自社製造となっています。

さて本題に入ります。

私がオホーツクに行ったときに店頭で目にした1本の赤ワイン、
「ボス アグリ ワイナリー」の“桜夢雫 緋色(2019)”です。

2019年製なのでブドウの栽培は「ボス」で醸造は「インフィールド」です。
味は、普通に美味しかったとだけ書いておきましょう。

「ボス」のワインは北見市内の一部スーパー、コンビニとパラボなどで買うことができます。
北見に行ったらぜひどうぞ。

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紋別町道路元標

2023-07-15 05:16:50 | 北海道の旅日記(道東)

 

今年5月に名寄町道路元標のことを書きましたが、それ以来道路元標が気になっています。
とはいってもどこにでもあるというものではないので、たまたま通りかかったら記事にする程度。

その、“たまたま通りかかる”道筋にあるのが紋別の道路元標なのだ。

いやいや、ここは私が子どものころから幾度も行き来した場所ではないか。
知っているかいないかで、視点も変わるのだ。

元標が建てられたのは昭和4年で、紋別町となっています。

細かい経緯は省きますがこの時の紋別の町域は今の紋別市とは違い、
渚滑と上渚滑(両地区とも“村”として独立していた)は含まれていませんでした。

紋別町と渚滑村、上渚滑村の1町2村が合併し紋別市が成立するのは昭和29年(1954年)です。

元標が建っている場所は紋別市本町2丁目1、エネオスのGSやコインランドリーがある付近です。
わかりやすいぞ。

それはそれとしてこの周辺、由緒ありげな建物が多く建っています。
その一つ一つに由来を記した看板でも立てれば面白かろう。

その建物群の詳細は知る由もないのでここでは述べませんが。

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紋別市立上鴻之舞小学校・碑

2023-05-29 05:21:52 | 北海道の旅日記(道東)

 

“東洋一の金山”と言われた紋別市の鴻之舞(こうのまい)鉱山。

鉱床の発見は1915(T4)年、翌年には鉱区が設定され、
1917(T6)からは住友(のちの住友金属)により本格的な開発が始まりました。

一時は大変な栄華を誇りましたが資源枯渇により1973(S48)年に閉山しました。

史上最高の産金量を記録したのは1955(S30)年、それから18年で閉山したわけだ。
その浮き沈みが激しいのが鉱山で栄え衰退した街らしいところです。

最盛期の人口は約1万3千人、いまは無人の荒野だ。

 

 

上鴻之舞小学校は、鴻之舞鉱山がこの地区に鉱区を開いたことにより開校しました。
略歴は以下となります。

1930(S5)年 鴻之舞尋常小学校所属上鴻之舞特別教授場開校
1936(S11)年 鴻之舞尋常小学校として独立
1941(S16)年 在校生が106名で最大となる
1941(S22)年 学制改革により上鴻之舞小学校になる
1968(S43)年 児童数減少により閉校

開校から11年で在籍人数が最大になり、その後増減しながら閉校時は8人でした。
鴻之舞地区には他に鴻之舞小学校、中学校、鴻之舞高校(定時制)がありました。

この中の鴻之舞小学校は一時、オホーツク管内最大の在籍数があったそうです。
これは鉱山の盛衰そのままを現していますね。

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紋別市立中立牛小中学校・碑

2023-05-24 05:43:33 | 北海道の旅日記(道東)

 

紋別からR373を滝上方向に進み上渚滑を過ぎて渚滑川を渡ると分岐点があります。
そのまま国道を行くと滝上・上川方面ですが分岐点の案内には「立牛」とあります。

地名は“たつうし”と読みます。

かつては渚滑川の支流、立牛川沿いにも開拓者が入植し、栄えていた時期がありました。
その中の中立牛地区にあったのが中立牛小学校です。

 

 

1914(T3)年 第三渚滑尋常小学校所属中立牛教授場として36人の児童を抱え開校
             今風に言うなら上渚滑小学校中立牛分校、ですね
1927(S2)年 中立牛尋常小学校として独立
1934(S9)年 高等科(今の中学校)を設置
1947(S22)年 学制改革により中立牛小中学校になる

1927(S2)年の児童数は101人だったそうです。

1981(S56)年 中学校が上渚滑中学校に統合
1996(H8)年 児童数減少により閉校

閉校時の児童数は6人だったそうです。

同じ地域に“紋別市中立牛診療所”の建物を見かけました。

 


もちろん今は閉所していますが、昔のへき地にはこのような診療所が各地にありました。

診療所は滝上町滝西にもあったな。
学校と診療所、どちらも今は忘却の彼方ですね。

ちなみに立牛地区にはここの他に、立牛、上立牛、上古丹に学校がありました。

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十勝からオホーツクへ3日間 … 雑感

2022-11-28 05:56:08 | 北海道の旅日記(道東)

昨日まで、十勝とオホーツクを巡ってきたときのことを書きました。
今日はその際に感じた感想を書いていきます。

実は帯広滞在中、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が1万人を超えたとのニュースが。
その前に9千人台になったとのことで1万人超えも近いと思っていましたが現実になった。

感染拡大をひしひしと感じましたがそのような中、出張したわけだ。
その状況の中、どういう行動をとり感染のリスクを避けるかが大切です。

宿泊先もそうですね。

“HOKKAIDO LOVE!割”で人気宿泊施設が込み合う中、そこを避けながら宿泊先を選ぶ。
その結果が今回の帯広でのビジネスホテルであり温根湯でのつつじ荘だったのです。

この宿泊施設のチョイスはコロナ禍以降、一貫して変わりません。
そしてそのチョイスは外れたことがなく、私が泊ったところはどこも空いていました。

“HOKKAIDO LOVE!割”、格安でいいけど宿泊先は吟味し感染リスクを下げてくださいね。
こういう細かいことが大事だと思いますが、勘所を知らないと難しいよな。

どちらにしろ安く泊まれて良かった、だけで終わらせないでくださいね。

その、2泊目の温根湯温泉だ。
お湯の感触は申し分ない、源泉掛け流しでこんないいお湯は滅多にありません。

温根湯温泉、宣伝が下手。
もったいない。

旅行記はこれで終わります。

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つつじ荘(温根湯温泉)

2022-11-27 05:46:03 | 北海道の旅日記(道東)

 

さて北見でのお泊りは温泉にしようと決めていました。
となれば、ポン湯か温根湯の2択になります。

諸般の状況によりポン湯は諦め温根湯にしましたが大江本家は今回はやめて、
敢えてひなびた雰囲気を味わいたくてつつじ荘にしました。

温根湯温泉は今はお宿は3軒しかありません。
その中でつつじ荘を選ぶなんぞ、なかなか渋い選択です。

さてお宿に到着、チェックインしてお部屋に入りまずは雰囲気を感じます。

外観、内装、廊下、お部屋、お風呂、その他もろもろ全てここは昭和だ。
それは私の期待通り、今時こんなお宿があるだろうかというたたずまい。

どこがどうとか細かいことは申しません、今時の設備やサービスを望む方は遠慮ください、
多少の古さや難点を楽しめる方だけお泊りください。

建物は古くても、館内やお部屋はきれいに手入れされていて快適に過ごせたぞ。

温泉はアルカリ性単純泉で源泉掛け流し、入ったとたんお肌がスベスベになりました。
温根湯温泉のこの泉質は癖になります、チェックアウトまで何度も温泉を堪能しました。

ここはお宿だ、癖になる何かがあります。

1泊朝食付5,100円、暖房量500円、入湯税150円。
北見市内のビジネスホテルよりよほど満足できます。

質のいい温泉にのんびりできるお宿、こんな贅沢があるだろうか。

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生産者還元用ポテトチップス

2022-11-26 07:06:07 | 北海道の旅日記(道東)

 

帯広から北見へは士幌ー上士幌ー足寄と車を走らせ、
小利別からは十勝オホーツク道で北見に入りました。

所要時間は3時間ほど、途中の休憩スポットは道中のどこかの道の駅ですが…。

特に考えもなく立ち寄ったのは士幌の「道の駅 ピア21しほろ」。
    → https://pia21shihoro.jp/

ちょっと休憩するだけのつもりだったのですが、
売店に山盛りになっているポテトチップスを見て思わず買ってしまいました。

士幌町内限定で販売している「生産者還元用ポテトチップス」、
“しお味”“のり塩味”“コンスメ味”の3種類あります。

製造しているのは埼玉県東松山市の(株)ポテトフーズ、
JA士幌町の関連会社で販売は士幌町農業協同組合です。

士幌で獲れたジャガイモを埼玉まで運び、加工してまた士幌まで持ってきている。

私はコンソメ味を1個だけ買いましたが、箱売りもしているぞ。

しかし、十勝は何かと面白いなぁ。

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自由ヶ丘温泉(帯広市)

2022-11-25 05:58:59 | 北海道の旅日記(道東)

 

 

帯広市内に入り仕事をしましたが順調に進んで予定より早く終わった。
ホテルにチェックイン、ホテルには温泉がないのでここはひとつどこかへ行こう。

ホテルの場所は帯広市街地の南側、この近くで行ったことのない日帰り温泉はどこぞ?
ということで、自由ヶ丘温泉(帯広市自由が丘4丁目)に行ってみました。

画像ではかなり暗くなっていますが、これで16時過ぎだ。
温泉に入るにはちょうどいい時間ですが、暗くなったなぁ。

泉質はもちろんモール泉、では入浴しましょう。

湯船につかる前に洗い場で軽く体を流します。
すぐに気づきました、カランもシャワーも、これは温泉だ!

湯船に入ると、これはまたしばらく経験したことのないくらいいいお湯だ。
モール泉は銭湯もお宿も、各施設によってお湯の質はかなり違います。

“The 美肌の湯”という入浴したとたんスベスベになるお湯もありますし、
色だけ茶色でスベスベ感がほとんどないお湯もあります。

ここは入浴したとたんに肌がスベスベしました。
レベルも高い、こんな質のいいお湯はなかなかありません。

私が入浴したモール泉の間違いなくベスト3に入ります。

ここは素晴らしい。
帯広に来るたび、かなりリピートしそうだ。

次、いつ行けるだろうか…。

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仙台藩トカチ陣屋跡(広尾町)

2022-11-23 05:58:00 | 北海道の旅日記(道東)

 

幕末の安政6年(1859)、幕府は仙台藩など東北の6藩に蝦夷地の警備を命じました。

このブログでも白老仙台藩陣屋跡と
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/fa806ff376ac1b7c278fce77c27f3ac3
庄内藩ハママシケ陣屋跡を紹介しています。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/581b78d2c5994569cc8534dcaf49bfbf

広尾町にも仙台藩の陣屋がありましたが、白老の元陣屋に対し広尾は出張陣屋でした。
仙台藩は広尾のほかに厚岸、根室、国後、択捉に出張陣屋を設けています。

白老の陣屋は本社、広尾は支社のようなもの、白老に比べここの陣屋は規模は小さい。
陣屋跡の場所は広尾小学校の敷地内、広さは約1.2hrで当初は20~30人が暮らしたそうです。

陣屋は明治元年(1867)に撤収され、跡地には広尾小学校が建てられ、
その際に土塁の大部分が破壊され井戸も解体されました。

現地には土塁の一部が残り記念碑が建立されています。

というわけで現地に行きました。
記念碑の案内のよると旧校舎と旧幼稚園があった場所が陣屋跡の北側にありました。
現校舎は陣屋跡の南側に建てられています。

 

 

で、土塁が一部残っているとのことですがどれが陣屋跡の土塁かわからない。
それらしい“ブツ”はあるのですが確信は持てなかった。

私もまだ、修行が足りないな。

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十勝からオホーツクへ3日間

2022-11-22 06:11:27 | 北海道の旅日記(道東)

11月15日~17日まで、十勝とオホーツクに行ってきました。
毎年恒例のことなので特にどうというわけではないのですが。

15日は未明の4時半に家を出て日高路を下って野塚峠から広尾へ、
午後は帯広に入り仕事を済ませそのままお泊り。

泊まったホテルのブログでも書きましたが「ホテルアルムオビヒロミナミ」でした。

16日は午前中は帯広と芽室、午後は上士幌、足寄を経由し北見へ。

途中の上士幌と足寄の間に「道の駅 足寄湖」というスポットがあったのですが、
今年1月いっぱいで道の駅登録廃止になっていました。

何でこんなところに道の駅がという立地だったので、登録廃止は妥当な判断だな。

北見でのお泊りは温根湯温泉の「つつじ荘」にしました。
温根湯温泉のお宿はここと大江本家、温根湯ホテルの3軒だけ。

寂しくなったねぇ…。

17日は温根湯温泉から留辺蘂市街に戻り栄、若佐、計呂地を通り滝上へ。
実はこのルート、国道333号線が整備される前は紋別と北見を結ぶ最短路線でした。

滝上からは真っすぐ帰札、3日間で約1千キロのドライブでした。
明日からはその間にあったことを何日間かにわたって書いていきます。

明日に続く

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