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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

道東大回り、1泊2日 … ホテルパークウェイ

2023-09-07 05:05:33 | 北海道の“鉄旅”日記

JRに乗って川湯温泉駅に降り立ちました。
この付近は何年かに一度、車で通りかかることがありますが列車できることは滅多にない。

普通であれば川湯温泉に泊まるのでしょうが私は駅から徒歩3分のところにある温泉宿に投宿します。

ホテルパークウェイ(弟子屈町川湯駅前3丁目)
     → https://h-parkway.com/

料理の評判がいいらしいのですが、今回は諸般の事情により素泊まりです。

このお宿、冷房がありません、お部屋の小さな窓の1枚が開け放しになっていて網戸がかかっています。
これが客室唯一の外気との接点になりますが、これでは今年の一番暑かった際には大変だったろうに。

一番暑いときに来なくてよかった…。

さて温泉です。

源泉かけ流し、泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉(旧泉質名・重曹泉)です。
重曹泉は「美肌の湯」と言われていますが、これは少ししか感じなかった。

それよりもナトリウム、要するに食塩泉の方がすごかった。

湯船に浸かって間もなく額に汗が滲み出てくる、上がった後もしばらく汗が出て困るほど。
朝ぶろの後は歯磨きしている間に汗だくになり顔は汗でびっしょり。

こんなお湯は久しぶり、汗が収まった後は非常にすっきりとした気分になりました。

こういう温泉は冬にお邪魔したい、それもお食事付きで。

さて、鉄旅再開です。

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道東大回り、1泊2日 … 標茶駅

2023-09-06 05:09:10 | 北海道の“鉄旅”日記

8月27日

釧路16:32ー(標茶17:23、17:35)ー川湯温泉18:15


標茶駅は構内に鉄道関係の展示物があり、通るたびに気になっていました。
ですが一度降りてしまうと次の列車は数時間後ということでいつもスルーしていた。

今回は標茶駅で12分という短い時間ながら停車するので、それを利用し下りてみました。

まず目につくのが1897年12月にイリノイ社(アメリカ)で製造された古いレール。
これは1999年まで摩周駅で使われていたという代物。

イリノイ社のレールは1895年~1901年まで輸入されていたということですが道内ではあまり確認されていないという。
道外でレールとして使われたものがやってきたものが多いのだそうで、
これもそのなかの一つなのでしょう。

「道東の鉄道発祥の地」の碑もあります。

1887年に道内2番目の鉄道として標茶ー跡佐登(あとさのぼり)間の鉄道が開通しました。
硫黄山での硫黄鉱山のために安田財閥の創始者・安田善次郎が開通させたもので、「安田鉄道」と呼ばれていました。

この鉄道は資源の枯渇などにより1896年に営業休止になりました。
1927年、釧路ー標茶間に釧網本線が開通し、この地に再び鉄道が走り始めています。

最後に、駅舎の全景。

趣のある素敵な駅舎ではないですか。
「驛」の文字が渋いな。

一度降り立ちたいものです。

さて、今宵の宿へ。

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道東大回り、1泊2日 … 川湯温泉駅まで

2023-09-05 05:20:30 | 北海道の“鉄旅”日記

8月27日

釧路16:32ー川湯温泉18:15


この日のラストランナーは網走行普通列車、キハ54の単行です。

日曜日、釧路発車は16時半くらい、釧路で遊んだ帰りの中高生が乗車するかと思いましたが、
そういう方々はほとんどいませんでした。

それよりも観光客が目立つ、車を使えない中高生は釧路に行かないのか?
乗ってる方は車内は空いている方がいいのですが、空き過ぎていても心配になります。

釧路から延びる住宅街を抜けるとやがて釧路湿原に入り釧路川と並走します。

早い時間であれば川に浮かぶカヌーが見えるはずですが遅い時間なのでこの日はなし、
それでも車窓には釧路湿原らしい風景が続きます。

運が良ければ丹頂鶴も見られるぞ。
その代わりにエゾシカがあちこちにいて、その度に列車は警笛を鳴らしブレーキを踏みます。

釧路湿原駅では5名下車、この時間は涼しくて散歩にはちょうどよかろう。

塘路には釧路まで戻る「くしろ湿原ノロッコ号」がいました。この列車、いつかは乗ってみたいものよのう…。

日が暮れたころ、川湯温泉駅に到着、駅前には川湯温泉行の阿寒バスが止まっています。
私はそのバスを見送り、駅から歩いて3分の所にあるお宿に向かいました。

明日はそのお宿のお話の前に、標茶駅のお話を挟みます

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道東大回り、1泊2日 … ショッパーズ菱光(釧路市)

2023-09-04 05:43:16 | 北海道の“鉄旅”日記

8月27日

釧路駅の真裏、駅の横の地下道を通って出口の左手すぐにあります。

このお店はね、カオスな空間です。

得体のしれないものがいろいろ売っている。
事情通からはどう呼ばれているかというと…。

『食品スーパー界のヴィレッジヴァンガード』

青果、鮮魚はもちろん、手作りのお弁当や総菜、服なども売っています。

手作りのカレー、海苔がどこにあるのかわからないのり弁、これも手作り感満載の煮物、
ここで買い物をすると毎日楽しい発見がありそうだ。

そしてどれもこれも激安!
私は夕食用にウナギのかば焼き一匹と麺と具が雑に盛られた冷やし中華を買いました。

時間があればじっくり店内を探検したかったのですが、
初訪問で慣れていなかったのと他の用事があったので駆け足で店内を巡りお暇しました。

とにかくね、店内がごちゃごちゃしているのです。
どこに何があるかよくわからない。

ネットを見ると普通のスーパーでは考えられない、珍しいものもあるという。
次に釧路に行ったならリベンジしなければいけないな。

さて、今宵の宿に向けて釧網本線に乗りましょう。

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道東大回り、1泊2日 … 一気に釧路へ

2023-09-03 06:24:26 | 北海道の“鉄旅”日記

8月27日

新得11:24ー帯広12:14、12:26ー釧路15:25


新得からは帯広で乗り換えて釧路まで、DECMOの旅になります。

一昨年このコースを乗った時にはキハ40で非冷房でした。
それはそれで楽しかったのですが、これだけ暑いとやはり冷房車がいい。

車両編成は帯広行と釧路行、ともに単行でしたが、どちらも空いていました。

それにしても新得と帯広、両駅での乗り換え時間が少なくてつまらない。
もう少し余裕があれば、帯広でおいしいランチができたのにねぇ。

列車は順調に進み厚内駅へ、貨物列車との行き違いで少々停車。

厚内の駅前は小さいながらもそれなりの市街地を形成しています。
が、厚内駅はJRが廃止を検討しているという。

平成27年の国勢調査によると駅周辺の人口は約250人、
微妙な人口ですがこの程度では駅の維持は無理ということなのでしょう。

厚内を過ぎると車窓には太平洋が広がり、音別を過ぎると馬主来沼が見える。
私はこのあたりの風景が好きなのです。

夏だとここから先は涼しくなるしな。

定刻に釧路に到着、ここで1時間余り休憩となります。

続く

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道東大回り、1泊2日 … 道央脱出

2023-09-02 05:19:49 | 北海道の“鉄旅”日記

8月27日

琴似6:31(快速「エアポート64号」)ー千歳7:13、7:45ー追分8:05、8:40(特急「とかち1号」)ー
新夕張8:59、10:05(特急「おおぞら3号」)ー新得11:09

鉄旅をするときは最近は始発に乗ることが多かったのですが、
今回は始発ではないので少し余裕があります。

のんびりと自宅を出て快速「エアポート64号」に乗ります。
札幌までは立ちましたがその先は座席に座り千歳まで。

混みあってたのはここまで、この日はこの先ずっとガラ空きの列車に乗りました。

千歳からはキハ150の単行で追分へ、その先の新夕張までは超閑散区間なので乗り継ぎできる普通列車はありません。
追分ー新夕張間は青春18きっぷは使えず、泣く泣く普通運賃と特急料金を払い特急「とかち1号」に乗車。

合わせて1,270円なり。

特急「とかち1号」は所定の4両編成、1両しかない自由席は10名の乗客がありました。

この間には今は滝ノ上駅と川端駅の2駅がありますが、滝ノ上駅は来春の廃止が取り沙汰されています。
いっそのこと川端駅も廃止されれば追分ー新夕張間も特急料金不要になるのにと不埒なことを考える。

新夕張では1時間ほどの待ち合わせで特急「おおぞら3号」に乗車、所定5両のところ7両編成、
往時の特急「おおぞら」や急行「狩勝」を思い出しました。

乗車率はそこそこで何より。

この日の「とかち」は所定の4両編成でしたが「おおぞら」は6両か7両編成でした・
観光シーズンには「おおぞら」が人気なのですね。

さて、これで道央圏を脱出し道東に突入だ。
明日からは道東をめぐるお話。

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道東大回り、1泊2日 … はじめに

2023-09-01 05:57:33 | 北海道の“鉄旅”日記

北海道(だけではありませんが)は今年、異常な暑さに見舞われています。
現時点でも様々な暑さの記録を残していますが、最終的にはどんな記録が残るのやら。

猛暑日・熱帯夜は当たり前、こんな日々を過ごす日が来るなんぞ想像していなかったよ。

ということで、「青春18きっぷ」も余っていることですしどこかへ行きますか。
行くとしたら道東がいいな、釧路は札幌よりも涼しいだろうし。

釧路に行ったなら帰ってこなくてはならない。
ということで今回の行程は以下の通りになりました。


8月27日

琴似6:31(快速「エアポート64号」)ー千歳7:13、7:45ー追分8:05、8:40(特急「とかち1号」)ー
新夕張8:59、10:05(特急「おおぞら3号」)ー新得11:09、11:24ー帯広12:14、12:26ー
釧路15:25、16:32ー川湯温泉18:15

8月28日

川湯温泉8:18ー網走9:51ー10:19ー遠軽12:52、13:27ー旭川17:13、17:37ー
岩見沢19:15、19:38ー札幌20:23


追分ー新夕張間は特急を使いましたが、この間は青春18きっぷは使えません。
普通に運賃と料金を払いましたが、これがないと“道東大回り”は出来ないので仕方がない。

いろいろありましたが、明日から旅行記を始めます。

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今日と明日は出かけます

2023-08-27 05:24:32 | 北海道の“鉄旅”日記

青春18きっぷが余っているので、今日と明日は出かけます。
使用期限は9月10日までなのに、まだ2日分しか使っていないからな。

今日は札幌を出てから石勝線回りで帯広、釧路、そして釧網線に入り川湯温泉まで行きます。

このコースだと普通列車(及び新夕張ー新得間の特急)だけでは乗り通すことができません。
それが悩みの種でしたが、そこは飛び道具を使うしかないな。

明日は川湯温泉を出て網走、北見、旭川を通って帰札します。
この間はずっと普通列車という、由緒正しき18きっぷの使い方をします。

心配なのは2点。

まずは局所的な集中豪雨などによる予期しない不通が発生しないかということ。
何しろこのところの猛暑で大気が不安定になり、各地で局地的に様々な影響が出ています。

それから、これもこのところの猛暑で線路が高温になり不通になる区間が出ていること。
今日と明日は昨日までのような高温にはならないようですが、自然現象なのでどうなるかわからない。

どちらにしろ天気任せ、なるようにしかなりません。
場合によっては延泊の可能性もありますが、そのためにも18きっぷは残り1日の余裕を持たせています。

さてさて、波乱が無いように願っていますが何かあればそれはそれで楽しい。

ブログは少なくても30日までお休みします。

では、行ってきます。

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再び名寄へ、のんびり普通列車の旅 … 最後に

2023-08-20 05:58:32 | 北海道の“鉄旅”日記

 

旭川16:12ー岩見沢17:54、18:05ー札幌18:47


旭川まで戻ってきました。

乗り継ぎ時間は17分ですが、短すぎる、余裕があれば「いなきび大福」を買ったのに。
とはいっても、この時間になるとはほぼ売り切れなのですが。

さて吉例により駅構内のセブンイレブンでお酒とおつまみを買って車内で一献。
何かを成したときの一杯はこの上ない至福の瞬間だ。

7月30日の旅行記でも書きましたが、車内での一献は今の721系が運用されている今のうちだけだ。
ロングシートの737系になればこんなことは出来なくなります。

沿線の車窓を楽しんでいるうちに札幌到着、エスタで買い物をして帰宅しました。

今回の旅の感想は、意外と代行バスの乗客が少なかったということ。

8月12日は本来ならお盆の帰省ラッシュ2日目でそれなりの乗客がいたはず、
その代行列車が観光バス仕様で3~4台で間に合う程度の乗客しかいない。

周知期間の短さもあるのでしょうが、これでは寂しい。

それから名寄駅で稚内行の特急「サロベツ」を見送りましたが6両編成で、これは羨ましかった。
石北本線が不通でなかったら、特急「オホーツク」と「大雪」はどうだったのであろうか。

それはわかりませんが、代行バスの利用実績は明日お伝えします。

旅行記はこれで終わります。

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再び名寄へ、のんびり普通列車の旅 … 名寄往復

2023-08-19 05:48:04 | 北海道の“鉄旅”日記

 

11:30(快速「なよろ1号)ー名寄12:41、14:42(快速「なよろ8号」)ー旭川15:55


旭川を出て名寄までは快速「なよろ1号」、旭川から立ち客が出る盛況ぶりでした。
いつもは結構な下車がある永山と比布でもあまり変わらず、士別でやっと全員着席となりました。

さすがお盆、帰省客でんなぁ…。

名寄では友人と待ち合わせ、昔懐かし昭和テイストの「たんぽぽ喫茶店」でしばし歓談。
今回はこのためだけに名寄に来たのだ。

その名寄駅は開駅120周年ということで、駅は飾り付けされています。

帰りの快速「なよろ8号」は観光化改造されたラッピング車両でした。

観光化改造されたラッピングDECMOはこの春に乗りました。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/4afbb0a54b52bac731b62583f7fe54a5
このときは「富良野線ラッピング」でした。

今回は「石北線ラッピング」、鹿やアザラシ、クリオネなどオホーツクらしいモチーフが施されています。
車内のシートも観光列車らしいデザイン、団体や観光使用時には着脱式のテーブルも設置されます。

ところで団体や観光で使用された実績はあるのか?
あるのでしょうけど。

車内は帰省客とは逆となるので空いていると思ったのですが、士別から立ち客が出た。
驚いたのは稚内始発の普通列車からの乗り換え客が多かったこと。

観光シーズンだなと思ったと同時に、この乗り換え客は18きっぷと“北東パス”が多かろうということ。
私を含め、金にならない客が多いのがJR北海道の悩みなのであろう。

明日で最後です。

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