世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

日本のMDシステムが稼働し迎撃発射に成功!

2007年12月19日 | Weblog

MDシステムが稼働した。ハワイ沖のイージス艦「こんごう」がミサイルを

ーダーで探知しSM3を発射した。高度100キロメートル以上の大気圏外で

中させたという。米国以外のミサイル迎撃発射の成功は今回が初めてとい

う。海上自衛隊関係者の自負は格段に高まったであろう。先ずは、おめでとう、

言いたい。目標は敵の発射した弾道ミサイルを着弾する前に空中で迎撃爆

することにある。それが成功したのである。勿論、米国の事前の予告があり

刻も前もって知らされていた。実戦では何時いかなる時に不意打ちに発射さ

るか分からない。本格的な実戦体制は緒に着いたばかりである。米軍の陸

施設から<模擬ミサイル>を発射し数百キロ離れたハワイ沖のイージス艦

「こんごう」がレーダーで探知してSM3で迎撃した。模擬ミサイルでも音速の数

での追跡であり高度の技術を要するという。その成功に気を良くした防衛省

渡副相は「弾道ミサイルの脅威から国民を守り、日本の安全保障が実質的

強化される」と言い切った。事前予告であり発射位置も分かり天候も良かっ

た。至れり尽くせりの好条件での成功でありから手放しでは喜べない。今後の

課題は山積している。

・・・『時期を同一にして薬害肝炎の原告と政府が折り合いがつかず保障が難

航している矢先に莫大な防衛予算をつぎ込んでの成功は国民に違和感を齎し

ている。国民の生命、安全を守る国家の防衛と一部の肝炎患者と同一次元で

論じるのは如何なものか、と防衛省関係者はいぶかる。2012年までに開発・

整備費として8000億円から1兆円の予算を防衛省は見込んでいる。その莫

大な防衛省の予算からすれば肝炎患者の補償は微々たるものである。それを

渋り合法化して捻出しようとするのに政治決断が懸かっている。この際きっぱり

と決断し全患者を保障すべきだ。その方が国民は納得する』・・・。

・・・(翻って米国は日本の莫大な防衛予算にビジネスチャンスを期待して

る)・・・。

話をミサイル防衛に戻すと仮に米国に向かう北朝鮮の弾道ミサイルを途中で

迎撃しようものなら「集団的自衛権」の行使にあたり憲法に抵触する恐れが生

じる。何れにせよ今回の成功は波乱含みである。問題は今後に先送りされた。

静観して見守りたい。・・・

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿