経済効率を優先する国益の追求が地球環境を悪化させた。CO2による地
球温暖化現象が地球の至る所で惹起し、これまで起こりようがなかった現象が
起きている。最近のテレビ放映でも北極の氷が溶けて水位が上昇し小さな
島々が水没しているし、水没の危機にある島々もある。ハリケーンも規模が肥
大化し大型化して襲来している。その被害は甚大である。洪水の頻発で家屋が
濁流にあい流され路頭に迷う人々もいる。一方、旱魃で作物が枯れ不作にあ
う。その結果、価格が上昇し家計が逼迫する。60億の地球の民が水不足で瀕
死の状態にあうという。シュミレーションは負の遺産を算出するばかりである。
自然の公理では地球の生態系、生物(人間を含む)の生存許容範囲が限られ
一定量を超えると共死の道しかない、という。地軸を中心に循環体系が一定の
周期的リズムを持って宇宙の引力関係で相互に一定しているという。それが人
工的な人為的な操作(典型的な事例が人為的な温暖化現象等々)によって地
球の自然の公理を狂わせている。それが最大の問題である。CO2の短兵急な
小手先の数値目標を掲げての削減だけでは真の解決にはならない。宇宙が支
配している地球の自然の公理に思いを致し、そこから遠大な解決法を導き出
す智慧を持つべきである。(自然)科学者の積極的な登場が待たれる。