防衛省守屋事件に端を発し宙に浮いた年金が拍車を駆け公約違反に
発展した。裏付ける様に厚労相の開き直り、首相の年金軽視発言、官房長官
の選挙作戦云々が国民の不評を買い内閣支持率が急落した。米国のハネム
ーン100日の静眺を当てはめても早すぎる不支持ぶりである。安倍前内閣よ
りも早すぎる急落ぶりである。他人事の様な年金にたいする軽はずみな軽言、
官僚よりの対応が官邸内にも 小波を立たせ指導力に陰りが見えてきた。国民
も鋭い臭覚でその事を嗅ぎつけている。思いやり予算にも財務省・防衛省と外
務省が対立した。漸く合意したものの軋みが目立ち始めた。思うに小泉旋風で
当選した衆議院議員が多数を占める衆院は現時点の民意を反映していない。
その数の過多で福田氏は総理になった。民意を反映していない首相である。早
晩、衆院解散 総選挙で真の民意を反映した政権を誕生させるべきだ。秋風恋
しい今日この頃、吹きしきる冷風に現内閣の命運を重ね合わせ暮れゆく宵闇
にその事を実感する。信頼できる政権を今こそ誕生させるべきだ。長期にわた
る政権は当初はクリーンでも人間の業の然らしめるところ、欲望が頭を持ち上
げ台頭してくる。2大政党制を切望する所以である。・・・