世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

祝!悲願 適って「肝炎対策基本法」成立、年来の宿願達成!

2009年11月30日 | Weblog

参院本会議で、議員立法の「肝炎対策基本法」が民主、社民、国民新の

与党3党の賛成多数で可決成立した。その他を含む13法も成立した。・・・

“おめでとう!”、350万肝炎患者の悲願の第一歩が達成した。関連法が成立

して、はじめて全面的に機能する。第一歩が封切られたに過ぎない。でも、画

期的第一歩である事は間違いない。 ――自民党は、与党3党の議事運営に

反発して欠席したが、“命に関わる法案”にも審議拒否では国民から更に乖離

する。公明党は出席した。自公民の距離にも隔たりが出てきた。自民党は、更

に窮地に追い込まれた格好だ――。 一方、民主党は会期が切れる今臨時国

会での「郵政株売却凍結法案」など残る政府提出法案の成立を目ざす。その

為12月4日まで4日間会期を延長する方針である(野党にも伝えている)。今

日30日午後の衆院本会議で議決して正式決定する。「肝炎対策基本法」は国

の経済的支援や専門医の育成などの総合対策を求める内容である。――(肝

炎は国内最大の感染症で、B型、C型肝炎患者は全国に約350万人いる)―

― 同法では、国と地方自治体が連携して地域の特性にあった肝炎対策の推

進や、過去の“薬害肝炎事件”に関する国の責任も明記している(来年1月1日

から施行される)。でも其処に至るまでの道程は遠かった。 成立の陰の立役

者・功労者は、長崎県選出の福田議員である。氏自身の体験を踏まえての

並々ならぬ奮闘があったからだ。小沢チルドデンの一人である福田議員は、小

沢幹事長に肝炎患者の悲痛な叫びを訴え、救済の手を差し伸べるべく必要性

を訴えた。与党3党にも毎日のように足を運び嘆願した。その努力の甲斐あっ

て悲願が達成されたのだ。350万肝炎患者の痛みを全国民が共有する事に

よって、この国の未来展望の一角は拓ける。「肝炎対策基本法」は、その第一

歩に過ぎない。これからが本格的な有効治療の手立てが講じられる。福田議

員の奮闘は、これからも益々、続くことになると思うが、支援の手は、全国民が

共有すべきである。