長期政権の座に居座り続けた自民党が、攻守が代わって野党第一党に
なるや、法案審議の暴挙にでた。歴史は繰り返す、で、思い起こせば、
数の横暴で数多の法案を強行に採決・成立させたのは、他ならぬ自民党政権
だった。
自己の過去を顧みず鳩山政権を批判・非難する様では、国民から更に見放さ
れる。党再生の道は、更に遠のく。
事業仕分けを参観した自民党の河野議員でさえ、記者に感想を求められたら
“羨ましい”の羨望と賛辞を送っていた。自民党は惨敗の総括さえ行わず――
総括を持てない内部抗争のため―― 再生云々を標榜しても旧態依然の領袖
任せの態様では、とても再生の道は険しい。中堅・若手が強引に党を引っ張り
幹部・領袖を封じ込め実質的リーダーはフレッシュマンで固める事だ。それしか
再生の方途はないし唯一の道である。頑張れ若手よ!中堅よ! 党再生は、
諸侯の双肩に懸っている。