世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

稲盛和夫氏の哲学「人は何のために生きるのか」(2)

2005年05月27日 | Weblog
読解した断章の梗概を以下に連続して提示します。

二、「宇宙について」

●宇宙の生成・・・150億年位前に素粒子の塊が大爆発(ビッグバン)した事に始まる。ビッグバンの後に超高温超高圧の素粒子の塊が膨張して現在の「宇宙」が誕生。地球の33倍の太陽を中心に構成された「太陽系」がある。
●太陽の1億で構成された「銀河系」がある。
●宇宙には銀河系の規模の存在物が無数に在る。
●宇宙は現在も膨張し続けている。
●素粒子の最初の原子が「水素原子」である。
●太陽は水素原子の核融合で燃えている。
●宇宙には水素原子で構成された無数の天体が存在する。
●水素原子の誕生・・・素粒子が複数個結合して「陽子」を生成さらに複数個の素粒子が結合して「中性子」を生成さらに結合して「中間子」をつくり、その中間子の力で「陽子」と「中間子」が結合して『原子核』を創った。その原子核の周囲に素粒子の一種である電子がトラップされて『水素原子』が誕生した。
●水素原子同士の原子核が融合して「ヘリウム原子」が出来、次々核融合して現在の「宇宙」が出来た。
●宇宙が出来ていく過程を「進化」という。「無生物の進化」も起こっていた。
●ビッグバンに拠って陽子、中性子、中間子を創り結合して「原子核」を創り、そこへ電子がトラップして「水素原子」を構成した。
●結論・・・「宇宙には法則がある」。それは「宇宙の意志」である。森羅万象有るがままの存在を進化させていく「宇宙の意志」による。即ち「無生物の進化」、「生物の進化」全てを生成発展させていく宇宙の法則=宇宙の意志のなせる業である。
●素粒子の集合で「原子」ができ「分子」ができ「高分子」になり「蛋白質」ができ「DNA」が構成され「生命」が誕生した。
●賢者曰く「宇宙には愛が偏在している」
●釈尊「すべてのものには仏が宿る」仏とは「悟りを開いた状態」即ち「真智」「真如」「真我」
●「山川草木悉皆成仏」・・・天台宗の教義。
●「宇宙の意志」は永遠で不滅。肉体の死は「心肺停止」の死。「呼吸停止」の死。「脳死」の三態。
●肉体は滅びても、「宇宙の意志」は永遠に存在し不滅である。その存在の核を持っている以上、「肉体の死」はそのまま「人間の死」を意味しない、と氏は結論づけている。以上。・・・次項からも続編あり