世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

沖縄の光と影 スポーツと社会情勢の明暗二重奏!

2005年05月16日 | Weblog
戦後60年、沖縄祖国復帰後33年、「5.15」普天間基地包囲網4周目。・・・凄惨な沖縄戦を体験した沖縄県民でなければ実感できない厳然たる現実である。”人間の鎖の輪”で普天間基地を包囲した。その行動の内実は<人間らしい安全で最低限度の生活を保障されてない現実>から切実な問題として提起されて来たのである。2万4千人が結集しての今年のデモ行動は非戦を願っての過去最大の鎖の輪となったのである。米軍基地再編の世界的規模でのこの機に従来の移設先 辺野古沖海上を含め基地の県外移設を大多数・大方の県民は切望している。新聞等を散見するに日米両政府の思惑が相違している様な感を強くする。米国はあくまでもキーストーン的重要性を強調し日本政府も同調せざるを得ない羽目に立たされている様である。移設先が岩国とか北海道とか囁かれているが総論は賛成で各論では反対しているのである。国土面積の0.6%の土地に75%もの基地があること事態が異常である。同じ痛みを共有する国民としての気概が有ってもいいのではないのか。政府は掛け声だけでなく実践してほしい。昨日の沖縄の地方紙「琉球新報」は社説で”人間の尊厳要求に耳傾けよ”と大々的に報じているし「沖縄タイムス」紙も同様な趣旨の一面見出しで報じている。沖縄県民にとっては懸案の最重大問題である。一刻も早い移設と平和な沖縄県の実現に努力してもらいたいものである。・・・翻って「藍ちゃんの優勝快挙」は打ちひしがれた県民に一抹の光明を与えた。各界での若者の活躍に沖縄の未来を夢見そして勇気と希望を大きく持つものである。暗澹たる事件事故、負の遺産の繰越は絶無にしたいものである。繰り返し到来する未解決の懸案事項は早期に、そして早急に解決し平和で豊かな生活と安全が保障される沖縄を一日も早く実現する事を相互の努力で勝ち取っていきたいものである。・・・