秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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鉄道の利便性が低い地区へは高速バスの運行を

2015-10-26 04:16:51 | 日記
 JR東日本などJRグループは沖縄県を除き、鉄道網を整備している。旧国鉄からJRへ経営移行された後、あまり値上げはしていない。民営化は民間の経営感覚が伴っていなければ、健全な経営を継続することはできない。その点、JRの分割民営化は成功しているといっていいだろう。

 全国的に数は少ないものの、鉄道が整備されていない、あるいは整備されていても、使い勝手が悪いケースがある。このようなケースでは高速バスを運行することも1つの方法である。

 弘前-盛岡、山形-仙台、福島-会津若松などで鉄道よりも高速バスのほうが使い勝手がよいのである。高速バスを運行させることで、ヒト、モノ、カネの流れを活発にさせ、交流を活発にさせるべきだ。それにより、経済が活性化されることとなる。

 高速バスは鉄道とは異なり、線路の保線など多額の維持経費がかからない。バス停があれば、ほぼどこへでも運行が可能である。高速道路が整備されていれば、移動時間の短縮にもなり、利便性が増す。運賃は鉄道利用よりも安いケースが大半である。

 高速バスのバス停の設置費用は鉄道の駅舎整備費よりも格段に安い。駅から遠い場所にバス停を設置することで、新たな需要創出にもつながり、観光振興にもプラスとなる。便数が多ければ、新たな通勤圏の構築にもつながる。

 クルマ社会の進行で、路線バスの利用者数は減少傾向ではあるが、新たな路線、特に高速バスの運行でバス会社は新たな活路を見い出すことが可能である。

 全国で高速道路の供用延長は増加し続けている。これをうまく利用することで、新たな高速バス路線が誕生する可能性が高まっている。高速道路はジャンクションの設置により、分岐、合流ができるので、いろいろな路線を創出することができる。

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