秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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首都圏の終電繰り上げは妥当

2021-02-20 04:01:07 | 日記
 新型コロナウイルスの感染拡大は続いている。これを受け、首都圏ではJRや東京メトロ、都営地下鉄、大手私鉄などが終電時刻を繰り上げ、1月20日から実施している。3月のダイヤ改正後、正式に終電の繰り上げがなされるので、前倒しで実施されていることとなる。

 終電時刻の繰り上げは妥当である。新型コロナの影響により、通勤・通学などで電車を利用する人は減っている。働き方改革により、時間外労働の時間を削減する動きが加速している。飲食店の時短営業がなされている店舗も少なくない。このようなことから、終電時刻を繰り上げることで、鉄道事業者の経費削減につながる。

 終電時間の繰り上げにより、電車が走行しない時間帯が長くなる。これは鉄道路線の維持管理を行う上で重要である。長い時間を確保したほうが工事する時間を確保しやすく、丁寧に工事をしやすくなる。準備や片づけの時間も要するので、きちんと時間を確保しやすい。保線や保守など維持管理がきちんとなされることで、安心・安全な定期運行へつながり、ひいては時間を読める運行となる。

 保守管理のメンテナンスという仕事はあまり目立つ仕事ではない。しかし、安定的な運行には欠かせない重要な仕事である。路線がなければ、鉄道は運行することができない。事故がないのが通常であり、日々の努力が今日の鉄道路線網を築き上げている。

 最近だとバリアフリー化やホームドアの設置も重要な問題に浮上している。利用者が安心して、スムーズに利用しやすい環境が鉄道事業者の求められるようになりつつある。

 駅や線路の維持管理は終電後に実施すれば、鉄道の営業、運行に支障をきたさない。安定した営業が利用者からも支持を得られる理由の1つにもなる。

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