秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

原発ゼロは実質的には無理

2017-10-14 04:51:46 | 日記
 衆議院議員の選挙期間は12日であり、通常よりもにぎやかになっているといっていいだろう。

 今回の衆議院選挙にあたり、公約の中に「原発ゼロ」を掲げた政党がある。これは原発の安全性を疑問視するという考えから、原発をゼロにするという考えであろうが、現実的にはかなり無理がある。

 日本の電力供給において、原発の果たしてきた役割は大きく、東日本大震災の発生以前までは火力発電に次いで、原発は稼働していた。現在では大幅に稼働が停止しているものの、徐々にではあるが、再稼働している。

 原発に替わる再生可能エネルギーがあるものの、現在、発電に占める割合はごく小さく、ゼロに近いといっていいくらいである。これを増やしていくには技術革新やインフラ整備など多大な労力を伴う。新たな産業の創出にはなるが、比較的短期間でできるかどうか、疑問が残る。

 原発は火力発電等よりもコストが低く、安定した電力供給を担うことができる。そのことを踏まえると必ずしも原発ゼロにするのは不適当である。

コメントを投稿